毎週土曜日午前11時より、メイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)。おすすめの週末情報をご紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。(パーソナリティー:繁田麻衣子)
今週はゲスト2本立て!
まずは来年1月9日(祝・月)に開催される「令和4年度箕面市20歳(はたち)のつどい」で二十歳の代表を務める大川更紗さん(一中出身)と外薗仁美さん(六中出身)のお二人に登場していただきました。
大川さんは一中出身で現在は看護師を目指して大学で勉強中。中学1年生の時から箕面市リーダークラブで活動しています。なんと小学生の時にみのおキッズシアター、その後箕面芸術祭にも出演して、大学でもミュージカルサークルに入って活動中。12月28日(水)には所属する大阪大学ミュージカルサークルみーあキャット第9回公演に登場します。(チケットなど詳しくはみーあキャットの公式SNSをチェック)
演劇は趣味で続けていきたいと話す大川さん。高校生の時に看護師に憧れて、その道を目指して頑張りたいと話してくれました。
外薗さんは六中出身で現在は薬剤師を目指して大学で勉強中。大川さんと同じく中学1年生の時から箕面市リーダークラブで活動しています。なので仲良しな2人です。リーダークラブに入ったのは子ども会での活動が楽しかったので、今度は自分が子ども会を支える側に回りたいと思ったから。企画や運営を通して人と関わる楽しさ、大切さを学んだそうです。そして「大学で学んだことを活かしたい!誰かと関わる仕事がしたい!」」と薬剤師の道を志し、大学で勉強中です。「KーPOPグループのTMORROW X TOGETHERが好きで、韓国語も勉強してます!」と20歳の若者らしく推しも教えてくれました。(笑)
そんな2人が二十歳のつどいでは代表として挨拶をします。代表に選ばれた時は「リーダークラブの先輩方が務められていたので、嬉しかったです。20歳という節目の年にこれまでの感謝と希望を込めた挨拶ができらたらと思います」と意気込みを語ってくれました。
そして当日は「中学卒業以来、なかなか会えていない友達と再会できるのを楽しみにしています!」と教えてくれました。
そして箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」にはニュージランド出身のトレース・ニールさんをお迎えしました。JETプログラムの国際交流員として、令和3年11月から箕面市役所人権文化部の文化国際室に勤務されていて、箕面市と国際協力都市のニュージーランドのハット市、メキシコのクエルナバカ市との国際交流活動や、箕面市からのお知らせを外国人市民に向けて翻訳する仕事などを担当しています。
特にコロナ禍で不安に感じている外国人市民のために医療用語を丁寧に訳すことを心がけているそうです。また自分が日本でも生活で疑問に思ったり、戸惑ったりしたこと(例えば、銀行などにある受付順番の機械で番号札をとって待つといった)を解説していきたいそうです。
そもそもトレースさんが日本に興味を持つきっかけは日本のアニメだそうで、子どもの頃ニュージーランドで見ていたポケモンなどに夢中になり、キャラクターの絵を真似して描いてみたり、ネットで色々調べていくうちに、アニメソングを日本語でいい発音で歌いたい!と日本語を独学で勉強し始めたんだそうです。そして20歳の時にJETプログラムで初来日。東京でALTの先生の仕事をし、日本文化を体験しました。当時は東京は都会でイベントもたくさんあって楽しかったのですが、同じALTの先生と一緒のことが多く、日本語を使う機会や日本人の友人があまりできなかった心残りから、帰国後再びJETプログラムの国際交流員の仕事に挑戦したそうです。
「箕面はちょっと田舎だけど、でもすぐに梅田や京都に行けて便利。ALTの先生も外国人市民もたくさん住んでいます。日本人とのコミュニティーも出来てきました。12月2日には箕面市国際交流協会のコムカフェでシェフもしました。ミートパイとサツマイモのサラダを作りました。サツマイモはニュージーランドの先住民族マウリの言葉で「クマラ」と言います。ニュージランドのスーパーでもサツマイモをクマラと表記しています。そんなマウリやニュージーランドの文化も紹介しつつ、皆さんに楽しんでもらいました。」
とってもお話が楽しいトレースさんですが、イラストや絵を描くのが大好きで、この日も愛用のスケッチブックを持ってきてくれました。見せていただくと、「めっちゃうまいやん!」アニメのキャラクターのような可愛い女の子や友人達の似顔絵などたくさん描かれていてすごくお上手です。
「今は日本のあちこちを見てまわりたいので絵を描く時間があまりないのですが、来年はもっと描いて、市民展や美術展に出品してみたいです。」と話してくれました。そして「コロナの影響で中断していたハット市やクエルナバカ市との交流をもっと深めるためにいろいろイベントを企画していきたいです。
また、外国人市民のために難しい医療用語や制度などをわかりやすく翻訳して、みんなが安心して生活できるお手伝いをしていきたいです」と話してくれました。
2022年12月17日(土)朝11時から放送「みのたんらじお」