箕面のいろいろな高校が、週替わりで番組づくりに取り組む「ハイスクールプログラム」(金曜夜9時30分~10時/再放送:日曜朝9時30分、水曜午後2時30分)。
第4週は豊島高校の生徒が「30分間豊島充実ラジオ」をお送りしています。
今回の出演は・・・
「演劇部3年、ソラです」「アダチです」「イブキです」
なんと、3年生男子3人組!
2月のこの時期、すでに授業は無くなり、高校生活も残すところあとわずか。
「もう、卒業式だけですね」
「それまで、何をして過ごそうか」
「なんか老後、みたいな・・・?」
そんな今日この頃だそうです。
■ラジオドラマ(1)『負けられない闘い』
それは少し暑い7月のこと。
ぼくとたかしの運命を左右する一戦が始まろうとしていた・・・。
たかし「引き返すなら、今のうちだぜ?」
ぼ く「それはこっちのセリフだ。俺は絶対勝つ!」
ぼくとたかしの争いの原因は、クラスメートのゆみちゃん。
ゆみちゃんのあるものを勝ち取るためなのだ。
ゆ み「二人とも、無茶しないでね」
ぼくとたかしは、幼稚園の頃から、最高のライバルだった。
もうこれは、二人の意地を賭けた決闘だ。
たかし「いくぞ!こいつは俺のものだ!」
ぼ く「負けてたまるか!」
ぼくらの闘いが・・・ゆみちゃんの残したプリンを賭けた闘いが・・・今、始まる!!
■ラジオドラマ(2)『交信記録』
「艦長!レーダー監視員より報告。前方に衝突の危険の艦あり!」
「なに!ただちに通信をつなげ!」
ザザッ
「あー、こちらはTSM海軍の艦長だ。貴艦の進路を南へ20度転進されたし」
ザザッ
「それはできません。そちらが北へ20度転進してください」
ザザッ
「どういうつもりだ?このままでは衝突する。そちらが回避せよ!」
ザザッ
「ダメです。こちらは回避できません」
ザザッ
「やろうってのか?そっちがその気なら、こちらも実力行使の用意がある。そちらの安全は保証できないぞ!」
「艦長!言ってやりましたね。相手はビビッてますよ!」
ザザッ
「こちらは灯台です」
●演劇部の3年間を振り返る
みなさん、演劇部の3年間で一番楽しかったのは?
アダチ
「自分の書いた脚本をみんなが演じてくれるのが一番楽しかった」
イブキ
「去年上演した『6人のサンタX』。照明やってて、めっちゃきれいと我ながら思った」」
ソラ
「1年生のときの『雨降り小僧』が一番楽しかった。2回やってて、役者と照明の両方、しかもコンクールの大舞台で経験できた」
あとは自分の演じた役について。
ナルシスト、セリフのない役、常に叫んでる役。
失敗もあったけど、そういうのも含めて楽しかった。
「ぼくらの学年は5人だったけど、今の1年生は17人も入ってくれました」
今や1クラス分に近い人数となった演劇部。
3年生として、まとめていくのはけっこう大変だった。
でもきっと、後輩たちがこれから、もっといい芝居を作ってくれるはず。
それを信じて・・・。


