高校生パーソナリティーの新番組「れいの幸福論」 第1回のテーマは「制服」

2023/04/08

rei_230408a「高校生パーソナリティーがお送りする番組『れいの幸福論』。いよいよ、始まります!」
こんな第一声で新番組がスタートしました!

土曜日のワイド番組「サタデーワイドフィーバー」内、13時30分~14時は「サタワイ1330」の枠で、バラエティーに富んだ番組を週替わりでお送りしています。
これまでの第2週「上見るワシダのはねやすめ」は、大学生パーソナリティー・わっしーの大学卒業に伴い、はねやすめを終えたわっしーが未来へと飛び立っていきました。
後任は、新高校1年生の「れいです」。
これまで、タッキー816の若者参加番組「発信!じゅーだいスクランブル」などに積極的に参加。
番組担当のオファーは「驚いたけど、声をかけてもらえたのが嬉しくて」。
『れいの幸福論』というタイトルで、気になるニュースや社会問題を取り上げ、本音でトークしていきます。

第1回のテーマは「制服」。

実は今、学校の制服に大きな変化が起こっています。
これまで女子はスカートが常識でしたが、ズボンを選べる学校が増えているのです。
トランスジェンダーで「スカートをはきたくない」という人や、自転車に乗りにくかったり、冬は寒かったり。
不便なことが多かったスカートを「選ばない」ということがようやく認められるようになってきました。

箕面市内でも、制服の見直しが進んだ学校があります。
それは、箕面市立第一中学校。
生徒会のメンバーからの提案で、制服以外の服を着ても良い「カジュアルウィーク」が期間限定で導入されました。
私服を着てくる人、体操服の人もいれば、制服のままで通す人も。
生徒たちには大好評で、「続けてほしい」という声を受け、以後通年で「何を着ても良い」ことになります。
しかしここで一つ、問題が。
「卒業式などの式典では、やっぱり揃っていた方がいいのも確かなんです」
そのための制服がやっぱり必要ですが・・・
年に数回しか着ないのに、高い制服を買わなきゃいけないの?

そこで一中生徒会では、フォーマルな場で着用するものをジャケット(上着)に限定する案を打ち出しました。
これなら上下揃えるよりも価格を押さえられ、統一感も出せます。
では、どんなジャケットがいいのか。
そこで生徒会では、制服メーカーの担当者を学校に招いて、プレゼンを行いました。
れい「めちゃくちゃ緊張しました・・・!」
その甲斐あって、いろいろアドバイスも受けることができ、いよいよ今年度4月からジャケットが導入されます。
一中はセーラー服・学生服ではなくなりますが、お下がりの旧制服を着るのはOKだそうです。
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番組では、世界の制服事情についても紹介しました。
制服がない国もあれば、曜日ごとに制服が変わる国も。
また、歴史的に見ると、およそ140年前に日本で初めて制服が導入されて以降、自由化の動きが起こった時期があったといいます。
歴史は、繰り返す・・・。
今また迎えた、転換期。
制服がどういう風に変わっていくのか、注目したいものです。