毎週土曜日午前11時~メイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
おすすめの週末情報をご紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。(パーソナリティー:繁田麻衣子)
<みのお・コレ一番!>
箕面でイキイキと活動するみなさんをお迎えしてお話を伺うコーナーです。
今週は箕面高校放送部から部長で2年生の福本稜馬さん、この3月に卒業したばかりのOG安井梨乃さんにお越しいただきました。
箕面高校放送部の皆さんは昨年の第69回NHK杯全国高校放送コンテスト創作ラジオドラマ部門において制作奨励賞を受賞。1月16日に市長表彰されました。
受賞したラジオドラマの制作に関わったのが当時3年生だった安井さんで、同じ3年生だった妹川さんが企画して台本を書いて演出・編集した創作ラジオドラマ「オレオレ詐欺」の中で犯人とやり取りするおばあちゃんの役で出演しました。当時の思い出は演劇部にも協力してもらって台本を練ったり、おばあちゃん役ということでTVでインタビューに答えるおばあちゃん達の声を研究して低い声や少し掠れた発声にするなど、おばあちゃんになりきって録音に臨んだそうです。また安井さんの思い出に残った大会として同じく第69回NHK杯全国高校放送コンテスト大阪大会(通称Nコン)アナウンス部門での優勝を挙げてくれました。
箕面高校放送部ではアナウンスや朗読、ラジオドラマやドキュメンタリー制作など自分が取り組みたいジャンルで各自が切磋琢磨しています。学年によってドラマ制作やアナウンスメインなどカラーが分かれていたそうです。現在は9名でボイストレーニングやアナウンス・朗読の練習に励んでいます。
部長の福本さんは中学生の時にアニメ「鬼滅の刃」での声優さんたちの声に憧れて放送部に入部したそうです。思い出に残るまた自分の中で転機になったのが第43回大阪府高等学校芸術文化祭放送文化部門・朗読部門で優秀賞を受賞した大会で、朗読の世界観や面白さに気づいたそうです。
そして新学期が始まり、新入生の入部が待ち遠しいそうですが、1年生が入部した時にしっかりとアドバイスできるように準備して、今年のNコンを始め、各大会へ挑戦していきたいそうです。今年度の放送部はどんな各学年どんなカラーが出てくるのかも楽しみですね。
また朗読という点ではみのたんらじおでも毎月民話「箕面昔ばなし」を朗読している繁田さん。ということで過去に紹介した昔ばなしから「止々呂美の消えた観音様」を3人で朗読。福本さんの語り口では民話の世界観がしっかり伝わってきました。安井さんは村人と和尚さんの声色を使い分け、物語に厚みが出ました。もちろん繁田さんは「さすが!」の一言。二人も「参考になりました〜」と言ってくれました。(笑)
さて、安井さんも福本さんも声の表現力で作り出される世界に魅了され、将来は声優を目指しているそうです。近い将来「あっ!あの声は!!!」と声での再会に期待しています!
2023年4月15日(土)朝11時から放送「みのたんらじお」