地域に暮らす若い人たちの声をラジオで届けたい。
そんな思いから、タッキー816では「ハイスクールプログラム」を毎週放送しています。
ただし、出演は、特定の高校・特定のクラブのみ。
そこで、ラジオに出てみたい中・高・大学生たちが自由に集まって、語り合う番組を企画しました。
タイトルの「発信!じゅーだいスクランブル」は、
・戦闘機の緊急発進(重大スクランブル)
・中・高・大学生などが混ぜこぜ(十代スクランブル)
という二重の意味があります。
今を生きる十代の若者が、切実に思うこと、伝えたいことは何なのか。
番組づくりを通して、一緒に考えていければと思います。
第23回となる今回は、高校生・大学生の5人が集まりました。
・かいり(大4)
・かずま(大4)
・な な(大2)
・くぼっち(大2)
・れい(高1)
今回のテーマは・・・
学生が一番お世話になっていると言っても過言ではない?
そんな「先生」について。
好きな先生、きらいな先生、忘れられない先生の一言など・・・あなたが今語りたい、先生のエピソードは?
★好きな先生・面白い先生
なな「中学生のとき、とある授業で『先生が入って来たとき全員寝ている』といういたずらをしたことがあって。そしたらその先生が、怒るどころか大爆笑して・・・その挙句、先生も一緒に寝るという。とてもユーモアのある先生でした」
くぼっち
「高校の世界史の先生。自分が海外に行ったときの写真や、歴史に関する資料の実物を持ってきてくれて、楽しくてためになる授業でした」
れい
「中3の副担任。赴任のあいさつがいきなりスワヒリ語!?」
★きらいな先生・怖い先生
くぼっち
「基本的に運動が苦手。2時間続きの体育の授業で、最初がダンスで、次がバスケでした。私はダンスを習ってたのでそれだけはできたんですが、バスケが全然できない。そしたら体育の先生に『お前、ふざけんなよ!』って叱られて。悔しかった・・・」
★教え方が上手い先生・下手な先生
かずま
「大学の先生って、学ぶのが得意だけど教えるのは下手な人が多い気が。その点、小学校の先生は、子どもたちが興味を持てるように工夫して教えてくれていました」
れい
「物理の授業がマジわかんなくて・・・先生はとても賢い人なんですが、みんな自分と同レベルで理解できると思ってるようで。苦手な私には、何言ってるのか理解不能・・・」
くぼっち
「板書の字が汚い先生。象形文字か?ってレベルで解読不能」
★思い出に残る先生の言葉
れい
「英語の先生。『本当のバイリンガルというのは、社会的に弱い人の声まで汲み取れる、そんな人のことを言うのよ』という言葉が心に残っています」
★AIが先生にとって代わるのはアリ?
れい
「分業的なのはアリだけど、先生と生徒の人間同士の関わりを無くしてはならないと思います」
くぼっち
「大学の授業で、『今後先生の仕事はAIに置き換わって行く』という見通しがありました」
★生徒から見て、先生の仕事はキツそう?
「部活の指導とか、遠征とか、給料が出てないって聞きました」
「夜の9時頃、職員室の電気が点いてて、先生まだ帰れないんだ、キツそう・・・って」
★学校の先生に!!俺はなる!!!
かずま
「実は4月から先生になります!」
中学生の頃からこども会のお手伝いで、子どもとずっと関わってきました。それが自分の得意なことなので、それを生かそうと思いました。
先生の仕事って授業だけじゃなくて、生活の指導とか、特に小1だと給食でも時間内に終わらなかったり。でもその分、見守りつづけながら成長を感じられるのが魅力だと思います。
先生は楽ではなく、子どもの人生に関わるとあって、責任も重い仕事です。
長時間労働やモンスターペアレントなど、精神的に追い込まれることも。
せっかく先生になっても、心身の健康を崩して、辞めざるを得なくなる・・・。
そんな状況を見なおそうという機運が高まっています。
子どもの成長にダイレクトに関わる、魅力的な仕事であるのも確かなこと。
子どもたちがいつも笑顔で元気に過ごせるよう、先生自身が仕事を楽しめるようになることが重要です。
どうかみんなに好かれる、素敵な先生になってくださいね。
そしていつか、教え子たちがこの「発信!じゅーだいスクランブル」に参加してくれたらいいなあ・・・。