毎月1回、船場のスタジオを飛び出して「まちの今」をお伝えする「タッキーたんけん隊」。
今回は、毎年1月17日に行われる「箕面市全市一斉総合防災訓練」の会場を巡って、訓練に参加するみなさんの声をお届けしました。
レポーターは・・・
「垣内なおみです」(タッキーBOX火・水曜日)
「石井まゆ美です」(モーニングタッキー金曜日)午前10時に、訓練の開始を告げるサイレンが長く響き渡り、それを合図に市内全域で訓練が始まりました。
たんけん隊がまず訪れたのは、東小学校。
校門から昇降口までの通路沿いに長机が置かれ、地区防災委員のみなさんが受付業務に携わっています。
そこへ、一人、また一人と、校区内の各自治会の担当者がやってきて、安否確認の状況を報告。チェックリストの表に記入していきます。
ちょうど休み時間で、遊んでいる小学生たちが「何やってるの?」とのぞきにくる場面も。
そして、近隣の保育所の年長組さんたちもやって来ました。実際に避難所=東小学校まで歩くことを体験し、いざというときにしっかり避難できるようにとのことでした。インタビューに応えていただいたのは、東小地区防災委員長の神崎昭彦さんです。
「本日の訓練では、自治会やマンション管理組合による安否確認の報告、要支援者リストを保管している金庫の開錠訓練、市災害対策本部への電話報告を行っています」
東小地区では、防災委員が月1回の会議を行うほか、11月には独自の訓練として、消火器やAED体験を行っているそうです。
この日の各地域の報告を見ると、「黄色いハンカチ作戦」の掲示が9割以上のところも。
報告に訪れる人は年齢もさまざまですが、地区防災委員のかたと「久しぶりー」と親しげに声を交わすかたもいて、ふだんから「顔の見える関係」が築かれていると感じられました。