タッキーたんけん隊「箕面市全市一斉総合防災訓練」(2)彩都の丘小校区避難所

2024/01/17

tanken_240117_B1今回のタッキーたんけん隊は、毎年1月17日に行われる「箕面市全市一斉総合防災訓練」の会場を巡って、訓練に参加するみなさんの声をお届けしています。
東小の中継を終え、続いて向かったのは彩都の丘学園。
昇降口と体育館の間のスペースに机が設置され、ここでも校区内各地域の安否確認の報告が行われていました。tanken_240117_B2こちらでお話を伺ったのは防災委員長の森田健一さんです。
「この校区は10年前にまちびらきした新しい場所で、高低差が200メートルもある傾斜地の住宅街です」
特筆すべきは、子どもの割合が高いこと。
人口に対する14歳以下の割合が36.9パーセントで、これは子どもが一番多かった1970年代のベビーブームを上回っており、3人に1人は子どもということになります。
そのため、備蓄品についても子ども用品を増やすなど、地域の特性を考慮する必要があるといいます。
備蓄倉庫は体育館の隣のコンクリート造りの建物。
誰でもわかりやすい場所に設けられています。
この日は学校で、子どもの引き渡し訓練も実施されていて、やってきた保護者に長期保存用のパンを配布しながら防災啓発する取り組みも行われていました。tanken_240117_B4tanken_240117_B5また、「マンホールトイレ」の設置訓練も行われました。
二人がかりで、実際にマンホールのふたを外してトイレを組み立て、5分ほどで設置できたそうです。
「ちょっと、座らせてもらいますね・・・あっ、けっこう低い!」
子どもやお年寄りの使用も想定されるので、この低さに。
便座が冷たいというのも、設置して初めてわかることでした。tanken_240117_B3tanken_240117_B6備蓄倉庫には発電機も備えてあり、そのエンジンをかける体験も行われていました。
ひもを引いてスタートさせる方式で、これがなかなかかからない。
引っぱるのに力とコツが要る模様です。
災害時には、男女を問わず、その場ですかさず対応することが求められます。
そこで女性のみなさんも、悪戦苦闘しながら、発電機のひもを引っぱり続けていました。
中継の間にも、女性の一人にお願いして、実際にエンジンをかけてもらいました。
何度か引っ張ったあと、上手くかかりました!
これでもう、安心です。
垣内「これ、私も体験していいですか?ここを掴んで、こう・・・あれ、全然かからない」
石井「私もやらせて!せーの、オラア!オラオラア!」
見るのとやるのは大違い、なかなかかかりません。
それでも、いい経験をさせてもらいました・・・!tanken_240117_B7tanken_240117_B8