毎月 第２水曜日の「デイライトタッキー」内でお送りしている「聞かせて！ペット自慢」。
ワンちゃん、ネコちゃんなど、みなさんの家族の一員のお話を聞かせていただく時間です。
2024年2月は、平日お昼12時30分からの番組「GOOD DAYみのお」火曜日担当の王琳婷さんにリモートでご出演いただき、２匹の猫ちゃんのお話をお聞きしました。
月亮（ユエリャン）ちゃんはブリティッシュショートヘアーのMIX、2歳半の女の子。
明光（ミングァン）ちゃんはメインクーンのMIX、5ヶ月の女の子です。
王さんは2016年3月末に来日、たくさんのお友達と一緒に楽しい大学生活を送ってきました。
王さんは博士課程に進学することになりましたが、ずっと一緒に学んできたご友人たちは、中国に帰国したり、就職したり。全員が巣立って行かれ、気がつけば話のできる同胞が周囲にいなくなってしまったのでした。
同時に、学業の難易度も上がり、プレッシャーを感じる毎日。
そこで王さんはペットを迎え入れ、癒してもらおうと考えたのでした。
王さんの中国のご実家では、お父様の好みで犬を飼うことが多く、王さんも犬派でした。でも、日本での生活の居住環境などを考えると、猫の方がいいと考えたそうです。
王さんは中国のSNSを通して、日本在住の中国人の方から「子猫が生まれました。里親募集」の情報をキャッチ。月亮ちゃんは2020年10月に三重まで、光明ちゃんは2023年10月に東京まで、それぞれ迎えに行ったそうです。
月亮ちゃんはとても賢くて、お家にある全ての引き出しを上手に開けるそう。また、外出も得意。王さんが背負うリュック型のケージに入れてもらい、景色が見たくなったら自分でケージの蓋を開けて王さんの肩によじ登ってキョロキョロ。休みたくなったらケージの中に戻って眠るそうです。2022年の初詣には京都にまで出かけました。
明光ちゃんを迎え入れてしばらくは「よその猫が領域に入ってきた！」と怒っていた月亮ちゃんでしたが、今では二人仲良く過ごしています。
「猫を飼って本当に良かった」と語る王さん。
将来は日本で就職したいと考えていますが、もし中国に帰国することになっても、月亮ちゃんと明光ちゃんを連れて帰るそうです。
「二人に話しかける時はいつも自分のことを”ママ”と言っているので、本当に自分の娘のような感じです」とのこと。
「元気で長生きしてね、ママはあなたたちのことを愛してますよ」とおっしゃる王さんでした。
ちなみに、中国語で「月」には、手の届かないもの、念願といった意味があるそう。明光ちゃんの名前と合わせて「明るい未来」をイメージしたそうですよ。
月亮ちゃんと明光ちゃんはこれからも王さん明るく照らす癒しになり続けることでしょう。
「聞かせて！ペット自慢」
毎月第２水曜日 午前11時～
再放送 当日午後8時10分～
（文責：千波留）
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