体操で国体出場3位に!大西陽菜さん登場@みのたんらじお

2024/03/16

毎週土曜日午前11時~公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
今週は「春のこどもフェスティバルin箕面」が開催中の滝道・森のふれあい広場からお送りするSPみのたんバージョンで、ゲスト3人をお迎えし、楽しいおしゃべりで過ごす1時間となりました。

2

まずは開催中の「春のこどもフェスティバルin箕面」について箕面市健康スポーツ実行委員会から岩重敏子さんにお越しいただきました。
(春のこどもフェスティバルといえば岩重さんというくらい毎年ご登場いただいています!)
「昨年は雨の影響で泣く泣く中止にしたイベントも全部やりますよ」と岩重さん。事前申し込みで定員1000人のところ約1300人の応募があり、せっかく申し込んで頂いたのだからと協議の結果、応募してくれた人全員が参加できるようになったそうです。ということで、今年は朝からとてもいいお天気に恵まれ、続々とゆずるからの挑戦状を手にした子どもたちや親子連れで滝道は大賑わいです。
スタート地点の芦原公園には大縄跳びなどのスポーツ体験コーナーや防火服での記念撮影コーナーや、瀧安寺前広場でもスポーツ体験コーナーがあり、当日参加の人でも楽しめるイベントも用意しているとの事。「子どもたちはもちろん大人も高齢の方もスポーツや体を動かす楽しさを知ってもらう良い機会にして欲しいです。みなさん思い切り楽しんでください!」とメッセージをいただきました。

4

そして箕面でイキイキと活動する皆さんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には体操で国体に出場し、団体3位に輝いた武庫川女子大学健康スポーツ科学部3年生の大西陽菜さんにお越しいただきました。
大西さんは昨年9月に鹿児島で開催された第75回国民体育大会の体操競技に出場し、見事団体3位に!ししうて今年の2月の青少年健全育成市民大会にてささゆり褒賞を受賞されました。
大阪代表として女子体操競技で出場できるのは5人。鉄棒、跳馬、床、平均台と4つの種目で結果を出し、まず5人に選ばれるだけでもすごい事です。そして各大会を経て、近畿地区から国体に出場できるのは1県だけという本当に狭き門を突破して国体出場を果たした大西さん。国体での感想を伺ってみると、「国体はスポーツをしている人が目標にしている大会です。そこで3位という結果が残せて嬉しいし、また箕面で賞までいただけたのは、これまで体操を続けてこられたから。こういう形になって本当に嬉しかったです。」と話してくれました。

3

そもそも大西さんが体操を始めたのは幼稚園の年中さんから。そこで先生に勧められて箕面市内にある体操教室に通うことに。その教室で中学生まで練習に励み、高校からはオリンピックのメダリストも輩出した大阪市内の体操クラブに移籍します。当時を振り返ってもらうと、「高校までは全然成績を残せなかったんです。体調を崩して体操ができない時期もあったり、インターハイにも出られなかった。高校3年生の時に、あの試合が私の引退試合になるの?って思ったら、不完全燃焼のまま終わりたくない!もっと続けたい!という気持ちに気づいて、進路を先生に相談しました」と、武庫川女子大学の体操部へ進んだ事を教えてくれました。
大学の体操部はどうですか?の質問には、「武庫川女子大学の体操部は名門で本当にすごい選手ばかりです。私は推薦で入ったのですが、最初は部内でレベルが一番下だったんです。このままではいけないと思い、昼休みや空き時間も練習して、監督にも指導してもらいました。監督からはすごい選手がたくさんいる中で、自分は何をしたいのか?どうなりたいのか?と目標設定することで、やるべきことが見えてきて、徐々に結果がついてくるようになりました。今は部でトップの成績をキープしています」との答えが。やはり努力すること、続けることって大切なんですね。

ここまで頑張れる体操の魅力について伺うと、「8割はしんどくて、2割が楽しいんです(笑)うまくいかないと気持ちも沈むし逆に技が決まったり、表彰台に上がると嬉しい。今、私が得意な種目が跳馬なのですが、これまでの努力がほんの数秒で決まってします種目なんです。だから一歩も動かずに着地が決まった時の喜びはひとしお。2割の楽しさですね」と教えてくれました。

そして大学卒業後の将来についても伺ってみました。「体育の教員免許や体操の審判の資格も取ったので、体操と関わっていく道もありますが、競技からは離れるつもりです。今まで体操中心の生活だったので、全く違う分野に飛び込んでみたいです。」との答えが。「だからこそ8月のインカレ、秋に佐賀で開催される国体出場を目指して、各大会でいい成績を残していけるよう頑張ります!」と力強く話してくれました。

最後に春のこどもフェスティバルにちなんで子どもたちにメッセージをいただきました。
「継続は大変。でも大切。今取り組んでいることで、やめたくなる時もあると思うけど、もうちょっと頑張ってみようかな…って気持ちで続けていってください。必ず結果がついてきますよ!」

これまで頑張って結果を出してきた大西さんの言葉には説得力がありますね。インカレ、国体出場と次の目標に向かって頑張ってください!

最後は箕面市茶華道文化連盟から前田清雲さんにお越しいただきました。16日・17日みのおサンプラザ1号館地下の箕面文化・交流センターにて開催中の「いけばな展」についてお話を伺いました。「今回は市内の11流派およそ70点の作品が展示されています。10代から90代までと幅広い年代の感性でどれも見応えがあります。またサンプラザ1号館の建て替えにあたり、この場所での開催が今回で最後になります。オープンからこのいけばな展は開催されて、たくさんの思い出があります。最後にたくさんのお花で飾ってサンプラザを労ってあげたい気持ちです。来年からの開催場所は今ま未定ですが、出品される方も楽しみにしているいけばな展ですので、必ず開催したいと思ってます」とお話しくださいました。

1

エンディングでは「春のこどもフェスティバルin箕面」に参加してゆずるからの挑戦状を解いてきた子どもたち2人が「楽しかった〜」と感想を教えてくれました。
暖かい日差しのもと賑わう滝道でたくさんのゲストさんと楽しくお話しできたみのたんらじおでした。

5

2024年3月16日(土)朝11時から放送「みのたんらじお」