日本ベビーコーチング協会の浦部順子さんが0歳から幼児・小学生のママや先生に向けて育脳に関するお話や、子育てのヒントや情報、子育て中のママやこどもたちをサポートしている先生のお話など、いろいろな形で子育てを応援する番組です。 と言っても決して堅苦しい内容の番組ではなく、順子先生の「わかりやすくて楽しい子育て応援トーク」であっという間の15分間です。
今週は一般社団法人日本発達療育士協会 代表で、人気YouTubeチャンネル「発達ちゃんの楽しい子育て」のパーソナリティでもあるミキティこと、奥田幹子さんとともにトーク。
順子先生が塾長を務める1歳から3歳のお子さんが対象の各分野のプロフェッショナルな先生によるお稽古付きお預かり教室「スマイルキッズ箕面」でのお話…ある日子どもたちの様子を見に行った順子先生が見たのは、おやつの時間に先生の「あ〜ん」を待っている子が多いこと。
「自分で食べないの?スプーンで食べさせてくれるのを待ってるの?」と尋ねると、「はい。食べさせてもらうのを待ってる子が多いんです」との事。
先生はおやつなど食べ物を食べている時の口の動き、舌の動きを見て発達を促しているのですが、でもあ〜ん待ちって?「んんん?」
もしかして発語も遅い子が多いのでは…?
子どもが手を口に持っていく、手づかみでぐちゃっと食べることは実は口の動き、舌の動きの発達を促します。そしてそれは発語にもつながっていきます。
なのでスプーンでこぼさずに「あ〜ん」と食べさせてあげてばかりだと、口や舌への刺激が少なく、発語が遅くなってしまう要因にもなっていきます。
必要な栄養素をキレイに食べさせてあげたいと思う気持ちもわかりますが、この時期の手づかみでご飯を食べると言うことも子どもにとっては言語発達にも影響する大事な経験なのです。
またある教室で順子先生が体験したのは「思い出して書くこと」が出来ない子どもたちが多かったこと。
「絵本でも漫画でもTVアニメでもなんでもいいから、お話を思い出した事を書いてごらん」と課題を出したものの書けなかった子が多かったそうです。
思い出したものを時系列に話せない…書けない…。今日あった出来事を親子で話していますか?
子どもが話をするようになったら、「へえ〜」「ほかには?」「その後どうなったの?」と聞くようにしてあげてください。
思い出し語りができるようになり、絵日記や作文を書くと言うことにもつながっていきますよ。
子育てのお悩みなどメッセージも募集しています。 mail… 816@minoh.net、fax… 072-728-3733でお待ちしています。
■子育て応援!順子先生の育脳ラジオ 毎週月曜日お昼12時05分~12時20分放送(再放送 日曜日9:15)
出演:浦部順子さん(日本ベビーコーチング協会理事)
提供:一般社団法人日本育脳協会