高校生パーソナリティー・れいがお送りする『れいの幸福論』。
気になるニュースや社会問題を取り上げ、本音でトークする番組です。
【放送】「サタワイ1330」第2土曜 13時30分~14時/23時/翌水曜
昨年、2023年4月から始まった『れいの幸福論』。
丸一年が過ぎ、めでたく2年目に突入!
春休み中は、いろいろ充実していたという高校生パーソナリティー。
その中でも「台湾に行ってきました!」
やっぱりこれが一番の出来事です。
<台湾で、三つの大きな発見>
●ジェンダーレストイレ
性別を問わず、誰でも使える「ジェンダーレストイレ」。
台湾では空港を始め、「西門紅楼」という歴史的建造物にも設置されていました。
「実際に使ってみると、自分ではまだ抵抗感がありました」
異性が普通にトイレに入ってきたり、盗撮の心配も。
日本では今後どのように取り入れられて行くのか、注目したいところです。
●大学は入場フリー
台湾大学の構内は、誰でも自由に入ることができます。
「えっ、部外者がそんな簡単に入っていいの?」
いざ行ってみると、近所のおじさん、おばさんたちが普通にお散歩。鳥に餌をやっている一般人も見られました。
台湾大学には歴史的な建物もあり、観光地にもなっているそうです。
※ディレクター注・・・「大阪大学も実は普通に入れますよ」
●不思議な食べ物「ヌガークラッカー」
「ヌガー」は激甘のソフトキャンディのようなもの。
それをネギ塩味のクラッカーに挟んだものが「ヌガークラッカー」です。
甘味と塩味が絶妙にマッチして、くせになる・・・。
「ただとても固くて、噛んでたらあごが痛くなります」
<世代別の「話題の深めかた」について>
台湾で、母の友人の台湾人女性と一緒に食事をしていて気づいたこと。
「世代によって、話題の深めかたが違うんです」
母の世代はメディアがテレビなどに限られていて、同じ話題で盛り上がれていました。
それに対して、今の若者世代は情報元が多すぎて、「流行り」にもいろいろな種類があります。
お互いに嗜好がかぶらなければ、当たり障りのない話題で終わることが多い・・・。
母の世代は、知らないことが出てきたら、興味を持ってどんどん根掘り葉掘り、深堀りしていく。
私の世代は、興味のないことには深く関わらない。
今流行りの「推し活」は、極めるほどマニアックになっていき、ごく狭い、同好の士のコミュニティだけで盛り上がりがちです。
相手を深く知れば知るほど、親しくなれるという親世代。
プライベートでは、仕事仲間と関わることを敬遠するZ世代。
「母たちを見ながら、ほどよく根掘り葉掘り聞いて、関係を深めていくことは悪くないって思いました」
<ハッピートーク>
あなたが今までで一番幸せを感じたのは、どんなとき?
インタビュー:ジュリアさん(台湾人)
「自分の子どもを抱っこ(ハグ)するときですね」
子どもは、高1と中3の息子。
小さい頃から抱っこして、頑張って慣れさせました(笑)。
不安だったり、お互いけんかしていたとき、和解の一番いい薬になります。
4月3日(水曜日)には、台湾で大きな地震がありました。
これまで、日本で災害が起きるたびに、大きく温かい支援を送ってくれている台湾の人たち。
その台湾に、お返しでどんな支援ができるのか。
台湾についてよく知ることは、その一歩と言えるかもしれません。