もみじ顕彰受賞!ガールスカウトを長年支えてきた山本美枝子さん@みのたんらじお

2024/04/20

minotan_240420a毎週土曜日午前11時~正午に、メイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)。おすすめの週末情報をご紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。
(パーソナリティー:繁田麻衣子)

<みのお・コレ一番!>
箕面でイキイキと活動するみなさんをお迎えしてお話を伺うコーナー。
今回は、ガールスカウト大阪府第20団で「スキャップ」を務める、山本美枝子(やまもと・みえこ)さんにお越しいただきました。

お子さんがガールスカウトに入ったのを機に、ご自身も一緒に活動を始めたという山本さん。当初は保護者として、キャンプの付き添いなどに参加していましたが、その後「リーダー」の資格を取って本格的に関わるように。
キャンプを始め、野外活動、スキー、募金活動やレクリエーションなど、一年を通じて様々な活動があります。
「とにかく、みんな歌うことが大好きで」
キャンプでは、朝起きたらまず歌い、活動中も何かと歌って、寝る前にも歌って一日を締めくくるといいます。
子どもたちの自主性を重んじるのも特徴で、キャンプの活動内容は高校生を中心に、全て子どもたちが決めているそうです。minotan_240420b
1995年の阪神・淡路大震災では、高校生たちから
「被災者の中でも、特に私たちと同年代の女の子は、生理用品が手に入らず困っているのではないか」
と声が上がり、自分たちの手で届けたい!と高校生たちが実際に被災地を訪れました。
自分たちのお小遣いをはたいて購入した、支援物資を担いで・・・。
もちろん大人たちも現地のリサーチやブッキングなど、サポートに奔走し、この支援活動が実現しました。

山本さんは現在「スキャップ」の立場にあります。一線からは退いた形ですが、団の活動を全般的に支える、縁の下の力持ちとして今も関わっています。
2月17日(土曜日)の「令和5年度箕面市青少年健全育成市民大会」では、山本さんの永年の活動が評価され、「もみじ顕彰」が送られました。
「とても素敵な、ガラスの盾をいただいて。こんなの自分がもらっていいのかな、みんなにあげたいな、って思いますけど」
ガールスカウトの良いところは、何と言っても友だちがたくさんできること。同じ団は元より、日本中に友だちができるんですよ、と山本さん。
最近は少子化の影響もあって、団員も昔よりは少なくなっているそうですが
「いろいろな経験ができる、とても良い活動なのは間違いありません。なのでみなさんに、もっとガールスカウトに関心を持っていただければ」
楽しさの中にも規律があり、規律の中にも楽しさがある。
そんなガールスカウトの魅力について、たっぷりと語っていただきました。

facebook「ガールスカウト大阪府第20団」
https://www.facebook.com/girlscoutsOsaka20