ふらっとちゃっと ドイツからの留学生、コージ・イェーガーさん

2014/11/10

flat-1↑コージさん(前列左から二人目)
大阪大学で環境を学ぶ学生がお送りしているラジオ番組「ふらっとちゃっと」。
大学の先生や留学生をゲストに迎えたり、いま話題のテーマで討論したり、地域で行われている催しに参加して取材したり、毎月趣向を凝らしてお届けしています。
11月の「発掘!Osaka University」のコーナーでは、ドイツ・アーヘン工科大学からの留学生、コージ・ルドルフ・イェーガーさんをお招きして、お話をうかがいました。
ドイツ人の父親と日本人の母親の間に生まれたコージさん。ドイツ生まれのドイツ育ちですが、日本語もバッチリです。
「母親に日本語を勉強させられました。通信教育の教材をやったり…あとはやっぱり、日本のマンガですね」
ドイツと日本の教育の違いについてもお聞きしました。

●10歳で人生が決まる!?
小学4年までは同じ学校で学びますが、それ以降は
・ギムナジウム(進学コース)
・ハウプトシューレ(基幹学校、就職コース)
・レアルシューレ(実科学校、進学&就職コース)
これらのいずれかに、成績で振り分けられます。
コージさん「ぼくは、なんとかギムナジウムに入れました」

●狭き門より出よ!?ドイツ大学事情
なんと、ドイツには大学入試がありません!
それまでの成績で、行く大学が決まります。日本に比べると、大学に入ること自体は容易だということです。
問題は、入った後。
「一つの科目で、試験に4回落第したら、それでアウトなんです」
恐ろしいことに、別の大学で同じ単位を取り直そうと思っても、認められないそうです。
卒業できるのは、入学した人数の3割程度といいます。

ドイツでは、電子工学とビジネスエンジニアリングを学んだコージさん。大阪大学へは、交換留学でやってきました。
「日本の講義は、面白いです!ちゃんと学生同士でディスカッションもちゃんとできるし」
ドイツでは、お互いの意見を攻撃し合う感じになってしまうとか。
議論のあとで、誰かの意見を採択する場合は、

ドイツ…自分の意見がイチバン!
日本…誰も自分の意見を推さない

こんな違いがあって、興味深いとのことでした。
日本では、コンビニのアルバイトも経験したコージさんですが、接客の文化の違いにとまどったそうです。ドイツの接客は、かなりぶっきらぼう。日本のコンビニのレジで「お弁当あたためますか」「お箸は要りますか」といちいち丁寧に対応するのに、苦労したといいます。そんなある日、とうとう店長から

「お前、レジで舌打ちすんのやめろ」

と注意されてしまいます。
無意識のうちに出てしまってたか…。
文化の違い、と言ってしまえばそれまでですが、本当はどうあるべきなのか。考えるためのよい機会になりました。flat-2“Prost !”(ドイツ語で「乾杯」)