クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。
先月のゴールデンウィークは東南アジア、特に台湾、韓国やグアム、ハワイに行く人が多かったですね。
旅費が高くなっているので、予算的にほどほどの目的地に集中したようです。
ちなみにハワイで子ども2人含む4人家族で朝食をとったら3万円だったそうですよ。
和ちゃんがラスベガスに行ったときにはベーグルサンドとコーヒーで4千円だったとか。円安は海外旅行者には痛いですね。
和ちゃんは、4月のソウル、ラスベガスに続いて先月オーストラリアのメルボルンでのクラフトビールの国際コンペティションに審査員として行ってきました。
3度目のオーストラリアということですが、現地のビール事情などを語ってもらいました。
オーストラリアとメルボルンについての基礎知識
オーストラリアの首都はキャンベラですね。シドニーとよく間違えられます。
ちょうどシドニーとメルボルンの間にある都市です。
1901年に連邦制国家が成立し、英国からの独立を果たした際に、新たな連邦制国家の首都の位置についてシドニーとするかメルボルンとするかで論争があったそうです。
そこで、両都市のほぼ中間に位置するキャンベラに新たな首都を建設することが決まったんですね。
メルボルンと日本の時差は1時間、日本の10時はメルボルンの11時となります。
また、メルボルンはオーストラリア第2の都市で、ヴィクトリア州の州都です。
南半球のロンドンと呼ばれ英国の面影が残る街なんです。
テニスの世界4大大会の一つである全豪オープンはメルボルンで開催されているんですよ。
メルボルンと姉妹都市になっているのが大阪市です。
ちなみにシドニーは名古屋市と姉妹都市提携しています。
箕面市の姉妹都市はオーストラリアにはなく、ニュージーランドのハット市とメキシコのクエルナバカ市の2都市となっています。
通貨はオーストラリアドルで換算レートは1オーストラリアドルが105円前後です。
また季節は日本と逆、これから冬に向かうところです。和ちゃんはこれを忘れていて現地で服を買いました。
国際コンペとオーストラリアのビールについてのあれこれ
和ちゃんが審査員として招かれたのは、Melbourne Royal Australian International Beer Awards という国際コンペティションで、毎年20カ国以上の国から2500以上のエントリーがあります。 オーストラリアのビールはあまり海外に輸出されていないそうですが、モルトやホップが自国で栽培されているので地産地消でクオリティが高く独自性を持ったおいしいビールが造られています。
オーストラリアスタイルラガーやオーストラリアスタイルペールエールは確立したスタイルとなっています。
オーストラリアでよく飲まれているビールはフォーエックスとメルボルンで誕生した、VB(ブイビー)と呼ばれるヴィクトリアビターです。
VBは瓶の形が特徴的で、ショートネック型と呼ばれるずんぐりした形となっています。
オーストラリアの人はビールをよく飲みます。
一人当たりのビールの消費量は、日本は大瓶に換算して63本くらいですが、オーストラリアは約120本、つまり日本人のおよそ2倍のビールを飲んでいるんです(体格も2倍くらい?)。
オーストラリアでもビアフェスが盛んです。
「ビール愛好家のためのディズニーランド」と呼ばれているガブズクラフトビアフェスティバル2024はシドニー(5月31日・6月1日)、ブリスベン(6月14日・15日)、メルボルン(6月21日~23日)の各都市で開催されます。
500タップのビールが楽しめるそうですよ。
実現はできそうもないけど行ってみたいなあ。
和ちゃんのエピソードあれこれ
海外に行くたびに何かをやらかす和ちゃん、今回もやってくれました。
オーストラリアに入国するにはETA(Electronic Travel Authority・イータ)という電子渡航許可が必要で、必ず個人でこの申請をしなければなりません。
これを忘れてしまって飛行機に乗れなかったんです。
航空券がパーになってしまい新たに航空券代を支払ってようやく行くことができたそうです。
みなさんも海外渡航をする際には気をつけましょうね。
和ちゃんは以前にも漫画を読んでいて飛行機の出発のアナウンスを聞き逃して乗れなかったこともありましたしね。
和ちゃんは、もともとビールとフードの関係性をリサーチしているので観光名所にもなっているクイーン・ヴィクトリア・マーケットを審査会の後にのぞいてきました。
めちゃくちゃ新鮮な野菜、肉(ビーフ、ラムなど)、魚があって、本当に料理がしたくなる街だと思ったそうです。
また、プライベートではグレート・オーシャン・ロードを友人の車で楽しんだようですね。
メルボルンから約100キロ離れたグレート・オーシャン・ロードは200キロ以上続く海岸ドライブコースで、奇岩群を始め壮大なドライブを楽しめます。
和ちゃんは友人の家に泊まり、夕日の美しい海岸でポッサムのような動物や鳥をみながら人生を考えたそうですよ。
2024年6月のクラフトビールイベント情報
🍺☆CRAFTROCK BREWING × SEOUL BREWERYのスタンプラリーイベント
📝6月3日(月)~9日(金)クラフトビアマーケット関西4店舗(ルクア店、ホワイティ店、南方店、京都ポルタ店)
世界的に有名になった韓国のソウルブルワリーのビールが飲めます。
現地からブルワーも来日するので、予定を確認の上、各お店へ。
Tシャツ、ステッカーなどのプレゼントも。
また、南方店では、6月8日(土)HINOブルーイング・NOMCRAFT・OPENAIRのトリプルTTOがあります。🍺☆ワールド・ビア・ゲート
📝6月8日(土)・9日(日)大阪市北区中津・大阪フードラボ
マルホ酒店とクラフトビアベースによって約20カ国1000種以上から厳選されたトップレベルのクラフトビール約100種類が集結する海外ビールに特化したビアフェス。
国内のクラフトビールが中心の従来のビアフェストとは一味違って、あっと驚くビールに出会えるかも。🍺☆第6回クラフト生飲めます!
📝6月16日(日)阪急岡町駅の近くのイナキク酒店にて
いつもながらの家族的なビールイベントで、店主とのビール談義も楽しい。
🍺☆大阪酒万博
📝6月15日(土)・16日(日)大阪・扇町公園
大阪府内の日本酒の蔵元、ワイナリー、ブルワリーが勢ぞろい。
クラフトビールは箕面ビール、クラフトビアベースを始めとして28社が出店。
日本酒、ワイン、ビールとの相性抜群のフードも充実。今後のクラフトビールイベント情報
🍺☆箕面ビール感謝祭2024の開催が決定しました!
9月28日(土)・29日(日)大阪大学箕面キャンパス3Fピロティ、船場広場にて。
🍺☆茨木麦音2024は第10回目の節目。10月5日(土)・6日(日)茨木市中央公園グランドにて。
🍺☆ビアブラボー2024 autumnも開催されるようですよ。詳細が決まり次第、放送で紹介しますね。
#ビールで明日を幸せに
次回は7月7日の放送です。お楽しみに!
(文責:風間佳成)
■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)
🍺谷和さんのクラフトビールのお店 CRAFT BEER BASE
【参考URL】
クラフトビアマーケット・スタンプラリー→Instagram
ワールド・ビア・ゲート→紹介ページ
イナキク酒店→ Instagram
大阪酒万博→ 公式サイト