毎週土曜日午前11時~メイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
おすすめの週末情報をご紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。(パーソナリティー:繁田麻衣子)
この日は昨年から復活した箕面ミュージックフェスティバル「第11回箕面バンドワールドフェスティバル」の聴きどころ、楽しみどころをたっぷりご紹介しました。
まずは箕面ミュージックフェスティバルについて箕面市音楽協会の泉美起さんにお伺いしました。
箕面バンドワールドフェスティバルは箕面が音楽にあふれた街になってほしいとの願いを込めて、箕面市合唱祭とともに音楽の祭典「箕面ミュージックフェスティバル」の一環として開催されました。またこの機会にバンド同士の情報交換をしてもらい、更なる音や表現を進化させてもらえる場所になったらいいと始まりました。
しかしコロナ禍で3年も開催が中断してしまい、それまで出演を続けてくれていたバンドの中には解散や活動休止になってしまったところも多く、今年は泉さんが大阪大学の音楽系サークなどに出演を呼びかけるなどして出演バンドを増やしたそうです。
「年末あたりから来年の開催に向けて出演募集の告知を始めます。始めたばかりのバンドも、自分たちも出てみたい!と思われたバンドもぜひご応募ください」と呼びかけてくれました。
そして出演バンドから初出演のバンドの皆さん3組が登場!
まずは大阪大学JAZZ研究部desafinadoから尾上正樹さん(トロンボーン)、高木さらさん(クラリネット)、古賀千織さん(ベース)、黒木和保さん(ピアノ)、松田和啓さん(ドラム)さんです。
大阪大学JAZZ研究部desafinadoは結成から20年以上の歴史ある部で、部員は25名。ジャズのスタンダードナンバーを中心に学祭などで演奏しています。今回は泉さんの呼びかけに応えた5人が参加して「若い割にはコテコテのジャズをやります!」としっとりしたクラシックナンバーからクラリネットの明るい曲などを披露してくれるそうです。
続いては大阪大学箕面軽音楽部からSuper Beaverの中井仁星さん(ギター)と大縄亮介さん(ベース)が登場。
大阪大学箕面軽音楽部の部員はなんと150人!学祭での演奏に向けていろいろな組み合わせでバンド活動をしているそうです。
中井さんと大縄さんも泉さんからの呼びかけに応えてボーカルとドラムのメンバーを加えて4人で参加を決めました。で何をやるか?ってなった時に好きなバンドのSuper Beaverの曲にしようと決まり、今日は4曲披露するそうです。
大縄さんは「普段はバラバラのバンドで活動していますが、今回のイベントで4人が一緒に組むことになり、リハーサルもいい感じで楽しかった。もう少しこのメンバーで続けたいって思ってます」と話してくれました。中井さんは今日のステージについて「ロックな感じを体感してほしい。他のバンドの皆さんとの違い(ギャップ)も楽しんでほしいです」と話してくれました。
箕面バンドワールドフェスティバル出演がきっかけで新しいバンドやユニットが生まれましたね!
最後は「がんばれ!ボアーズ」の前田稔さん(Vo.Key)、岩田晶さん(Vo.Bass)、森本優子さん(Vo.Key)、塚本まおさん(Vo.ドラム)の4人が登場。
前田さんと森本さんは大学の軽音楽部時代から40年以上の付き合いだそうで、それぞれの音楽仲間が集まって「がんばれ!ボアーズ」を3年前に結成。
普段はJazz,Soul,R&B,Popsなど幅広いジャンルの曲がレパートリーで、定期的にライブハウスで演奏しているそうです。バンド名の由来は年長メンバーがみんな猪年生まれということで英語のイノシシを指す「Boar(ボアー)」が由来なのだとか。
前田さん曰く「コロナの時期に音楽活動ができずにYouTubeで1人演奏を配信していたら、晶さんと優子さんが「唄を歌え!一緒にやろう!」と引っ張り出してくれて、ライブハウスで定期的に演奏して楽しんでました。そんな時に晶さんが東生涯学習センターに置いてあって出演バンド募集のチラシを持ってきて「出よう!やろう!」と箕面バンドワールドフェスティバルが決定。いろんなバンドが出演するフェスに参加するのは初めてなので楽しみ!」なのだそうです。
学生時代から音楽をやっていた「がんばれ!ボアーズ」の皆さんは、阪大の学生さんたち(desafinadoとSuper Beaver)の話を聞いていて、あの頃の自分たちを思い出したそうで、「あの子たちも何十年か経ったらこうなってるのかな〜(笑)」なんて話されてました。
「いつまでも音楽で繋がっていられるって本当に素敵!音楽って凄い!」って感じさせてくれる皆さんのお話でした。
2024年6月15日(土)朝11時から放送「みのたんらじお」





