日本ベビーコーチング協会の浦部順子さんが0歳から幼児・小学生のママや先生に向けて育脳に関するお話や、子育てのヒントや情報、子育て中のママやこどもたちをサポートしている先生のお話など、いろいろな形で子育てを応援する番組です。 と言っても決して堅苦しい内容の番組ではなく、順子先生の「わかりやすくて楽しい子育て応援トーク」であっという間の15分間です。
今週は一般社団法人日本発達療育士協会 代表で、人気YouTubeチャンネル「発達ちゃんの楽しい子育て」のパーソナリティでもあるミキティこと、奥田幹子さんとともにトーク。
今日は「発達の中での勝ち負け体験の大切さについて」のお話。
SNSの「いいね!」の数や再生回数を人と比べて一喜一憂して、心を必要以上に乱していませんか?
ある研修によると、発達の中で幼児期(幼稚園から小学校低学年)の時期に勝った負けたで嬉しかったり悔しかったりという気持ちをたくさん経験しておくと、大人になって「健全な妥協ができる」ようになるそうです。
「健全な妥協って?」→ 全ては思い通りにならない事もあるよね〜と受け入れること
例えば、走る練習をたくさんしたけれど運動会では一番になれなかった。悔しいけれど、他の人の方が足が早かったから仕方ないよね…と負けたことを認める。
発達の中で幼児期(幼稚園から小学校低学年)の時期は「勝った負けたで悔しい思いをしたり葛藤したり、失敗しても乗り越えられる」そうです。
泣いて怒っても次の日にはケロッとしてますよね。精神構造を作る時期でもあり、この時期に勝った負けたで嬉しかったり、悔しかったりという経験や気持ちをたくさん消化することは大事なんですね。
運動会やコンクールで買ったのなら思い切り喜んで、負けたのなら思い切り泣いて悔しがっていいんです。
そうすると大人になった時に必要以上に人と比べて落ち込んだり相手を攻撃したりしにくくなるってデータがあるそうですよ。
発達の中で「勝った負けた」「したい事ができたできなかった」こういった経験こそが人の心を強く育てて、「健全な妥協」でいろんなことに対応できる大人に成長していくんですね。
子育てのお悩みなどメッセージも募集しています。 mail… 816@minoh.net、fax… 072-728-3733でお待ちしています。
■子育て応援!順子先生の育脳ラジオ 毎週月曜日お昼12時05分~12時20分放送(再放送 日曜日9:15)
出演:浦部順子さん(日本ベビーコーチング協会理事)
提供:一般社団法人日本育脳協会