毎月1回、船場のスタジオを飛び出して「まちの今」をお伝えする「タッキーたんけん隊」。
「たんけん隊2024」は、あれ?と思ったら、迷わず箕面市消費生活センターに電話!
どんどん巧妙になる手口にだまされない、『いやや(188)、消費者トラブル!』を呼びかけながら、箕面のみなさんに会いに行きます。
※「188」は、消費者ホットラインの番号。局番なしで「188」にかけると、最寄りの消費生活センターなどにつながります
7月3日(水曜日)は、コミュニティセンター東小会館「みどりの家」と、箕面市立東生涯学習センターへ。
隊員は、垣内なおみ(タッキーBOX火曜・水曜日)&黄堂あゆ子(デイライトタッキー火曜・木曜)&寺嶋芙美(モーニングタッキー月曜日)。
まずは、粟生間谷西1丁目にある「コミュニティセンター東小会館 みどりの家」へ。10時5分~の中継では、東小コミセンの運営委員のかたに、コミセン自慢や身近にあった消費生活トラブルのお話などを伺いました。
箕面消防署豊川分署のすぐ北側にあり、施設内にはカラオケやピアノも完備。太極拳やバレエ、囲碁、ダンス教室などが開催されています。令和5年度には、1万6千人以上のかたが利用されたそうです。
運営委員のみなさんが実施している、「騙されない対策」は、やはり知らない番号からの電話は出ない、ブロック機能を使う、などされているそうです。そして、飛び込みセールスに対しても、すぐに話を決めてしまわないなど、気を付けていらっしゃいます。
10時45分からは、同じく東小コミセンで活動中の、敬(けい)太極拳クラブのみなさんのもとへ。
陳式太極拳の秘伝書に書かれている心得に「太極拳を学ぶには『敬』の気持ちを持たなければならない」とあるということで、敬う気持ちを忘れないよう、クラブの名前に付けました。太極拳を初めて1年ほど経つというかたは「腰痛の対策で始めたが、前よりも足をあげたりするのが楽になった」と話していました。
隊員も太極拳にチャレンジ!
そして、参加されているみなさんが体験した消費生活トラブルの事例についても教えていただきました。
・建設会社に勤めているという人が来て、屋根瓦が落ちていると言われた
・市役所職員を名乗る者から、還付金があるとの電話がかかってきた
など、実際に体験されたという、リアルなお話しを伺うことができました。
心掛けていることはやはり、すぐに話にのらないことでした。
最後は、粟生間谷西3丁目にある、箕面市立東生涯学習センターへ。女声コーラスグループ「女声合唱べる」さんが活動する場で、美しい歌声を披露していただいたほか、身近に起こった消費者トラブルの事例を伺いました。
歌声は、4人のみなさんに披露していただきましたが、それ以上いらっしゃるように聴こえるくらい、素晴らしい歌声でした。ハーモニーがピタッとあうととても気持ちがよく、それが長続きするポイントということです。
そして、音楽グループならではの消費生活トラブル事例もありました。
お知り合いのピアノの先生をされているかたから聴いたお話しで、「有名作曲家が亡くなったあとで、楽譜を販売するというサイトでお金を払ったが、サイト自体が消滅して、楽譜は送られてこなかった」ということがあったそうです。
最後は、箕面市消費生活センターのかたから、新紙幣発行に伴う、便乗詐欺に注意しましょうというお話しをしていただきました。例えば、金融機関や行政機関などの職員を装って訪問してきて、「今までの紙幣はもう使えなくなるから、新紙幣との交換が必要です」などと言ってくることが予想されます。「金融機関や行政機関が、新紙幣について交換を求めることはありません。第三者に絶対にお金を渡さないようにお願いします」と力強く呼びかけました。
また、たんけん隊員も経験した詐欺やトラブル事例として、
・キッズケータイで一時的に迷惑メールフィルタを解除すると、その瞬間に迷惑メールが届き削除できない状態になった
・SNS経由で、国際ロマンス詐欺と思われるメッセージが来た
といったお話しも紹介しました。
次回のたんけん隊も、「いやや(188)、消費者トラブル!」を呼びかけながら、たくさんの市民のかたに会いに行きます!