第2水曜日に不定期にお送りする「ぼくらはみんな生きている」。
「聞かせて!ペット自慢」ではカバーしきれない、生き物全般の魅力を発信するコーナーです。
今月は、箕面公園昆虫館の中峰空館長にリモートでご出演いただき、今日(2024年9月11日)から始まる企画展「虫のあし(脚) 機能としくみ」についてお話ししていただきました。
今回は、種類ではなく、体の部位に焦点を当てた企画展です。
昨年の冬から今年の春にかけての企画展「翅」が好評だったため、今回は「脚」にスポットを当てることとなりました。
昆虫はエビやカニ、クモ、ムカデと同じ「節足動物」に含まれます。脚や体が節に分かれているのが特徴です。
企画展では、昆虫の脚の形と機能の多様性に焦点を当てた展示をしています。
例えば、オス同士の闘争やメスを保護するために前脚が長くなっているテナガコガネ、モグラのように土を掘るのに特化したケラの前脚、水をかいて泳ぐのに適したゲンゴロウのもふもふした後ろ脚や、前脚に耳を持つキリギリスやコオロギなど、まさに多種多様。
標本だけでなく、生体の展示もあります。
ぜひ、生きるために最適化した昆虫の脚をご自身の目で確認してください。
なお、昆虫館では「放蝶園では蝶に触れない」「フラッシュ、自撮り棒、三脚を使用しない」というルールを守っていただけば写真撮影が可能です。
箕面公園昆虫館は阪急箕面駅から滝道をゆっくり登って約15分。
企画展をぜひご覧ください。
■箕面公園昆虫館企画展「虫のあし〜機能としくみ」
開催日:2024年9月11日(水)~12月9日(月)
10:00~17:00(最終入館受付は16:30)
休館日:火曜日
ただし 紅葉シーズンの11月は休館日なしで全日開館。
なお、台風や大雨などの警報が発表された場合臨時休館の場合もあります。
詳細はホームページをご参照ください。
↓
箕面公園昆虫館ホームページ
「ぼくらはみんな生きている」
不定期 第二水曜日 午前11時~
再放送 当日午後8時10分~
(文責:千波留)