ガンバッテイルみなさんを応援する土曜日の「エール・マガジン」(14:15on air)。
2024年8月10日(土曜日)は、市民ギャラリー「チカノバ」から、チカノバを含む箕面船場阪大前駅のエントランスを設計した、ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ代表 前田茂樹さんにご出演いただき、エントランスデザインが生まれた裏話や日々のお仕事などについてもお話いただきました!
今年(2024年)3月に開業した箕面船場阪大前駅。
地下3階が改札階で、同じ階に市民ギャラリーとカフェがあります。
そして、地下3階から地上2階レベルの歩行者デッキへと向かう長いエスカレーターと、地上1階へは踊り場のある階段が続き、その上屋は8枚の屋根が重なる吹き抜けのダイナミックなエントランス空間が誕生しました。
前田さんたちは、この空間をどのように設計したのでしょうか。
単なる通過空間ではなく、滝や紅葉が有名な、自然豊かな箕面市に来たこと、住んでいることを日々実感できる余白のある駅エントランスの空間が出来ないか、利用者が、マルシェや溜まり場などとして思い思いに滞留できる空間であってほしい。そんな思いがあったそうです。
そして、8枚の膜屋根が重なり合う構成を提案し、重なりの間から漏れる自然光や風で、地下でありながらも、自然を感じる空間が完成。
屋根の重なり具合は、全方位から30度の角度で雨に濡れないように設計。こうすることによって、エスカレーターに乗っている人が濡れないのだそうです。
そして屋根は、実は箕面の紅葉をイメージして作られたそうです。きのこにも見える!?
また、照明にもこだわりが。「照明自体が見えないほうがオシャレ」なので、階段の手すりの裏に照明があります。
前田さんが一番見てほしいところ、今後に期待するところは?
「昼と夜では雰囲気が随分と変わるとこり。夜は、ムーディーになります。ぜひカップルのかたに訪れてほしい!今後は、タワーマンションも続々と建設されているので、新しく船場に来た人にも駅前エントランスの空間をぜひ使ってほしい」と話していました。
当日は、チカノバでマルシェが開催されていて、その中でのラジオの公開生放送。
「どんどん活用の幅が広がってきている」と喜んでくださっていました。
素敵なエントランスをありがとうございます!
可能性あふれる箕面船場の玄関口。
ぜひお立ち寄りください!
■ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ 公式サイト
■エールマガジン
初回放送 土曜14:15、リピート放送 土曜22:15、翌木曜14:15

