箕面のいろいろな高校が、週替わりで番組づくりに取り組む「ハイスクールプログラム」(金曜夜9時30分~10時/再放送:日曜朝9時30分、水曜午後2時30分)。第2週は箕面高校演劇部の生徒が「チアフルタイム」と題してお送りしています。
今回の出演は…
「2年の鈴」「ピー」
「1年の余白」「ウィンター」「シチ」
さてみんなの近況報告。
といえば、開口一番
「地区大会に参加しましたー!」
高校演劇の、一年で最も重要な大会。大阪府内のブロック予選「B地区大会」は11月3日(日曜日)・4日(月曜日)に、池田市民文化会館アゼリアホールで行われました。。
箕面高校の作品は『継続夢』。
脚本・舞台監督を務めたのは、部員の余白です。
「差別やコンプライアンスが厳しくなっている世の中、この先どうなっていくのか・・・と考えながら書きました」
近未来ディストピアもので、相互監視や密告が横行し、選ばれしものだけが中央の「本部」で働ける。その本部への昇格をめざす若者たち、でもその本部の実態は・・・。
ジョージ・オーウェル『1984』にも通じるものがあり、審査員からも絶賛されたそうです。
そして、結果は・・・
「優秀賞をいただきましたー!」
惜しくも最優秀賞には届かず、府大会には進めませんでしたが、1年と2年だけの少人数クラブにしたら、これは上出来の部類でしょう。
演者の部員たちも、それぞれ熱演が光りました。
地区大会初出演のウィンター、感想は?
「休憩時間にホールの外の公園で、遊具で遊んでたら転んで、先生に叱られました」
小学生かよ・・・。
劇中でも男の子役だったので、まあいいか(?)。◼️ラジオドラマ『鶏と卵』
コケコッコー!
やあ、ぼくは鶏のコーちゃん。コーチンじゃないよ。
ぼくの飼い主のヒトは、今日なんだか元気がない。どうしたのかな。
え?
おなかが空いたけど食べるものがない?
それは困ったねえ・・・。
え?どうしてそんな目でぼくを見るの?
卵?卵が欲しいって?
ダメ!ダメだよ!あげるわけないじゃん!
え?ごめんなさい、って・・・
あーーー!ダメって言ってるのに、ちょっと、やめろコケーーー!?◼️しゃべってみたい動物は
ここでみんなに、「もししゃべれるとしたら何の動物としゃべりたい?」というテーマで、聞いてみましょう。
冬「ペンギン」
寒くないの?とか聞いてみたい。
余白「ネズミ」
ネズミを通じて、情報収集するのだ。
ふっふっふ。
シチ「蚊」
どうすれば刺されないかを、聞いてみたい。
鈴「カラス」
賢いと言われてるから。
ピー「ゴリラ」
威嚇で大きな音を出したりするのはなぜ?とか、感情があるのか?とか。
「さあ、みんなの意見が出揃ったところで、そろそろお別れの・・・って、ええっ?その動物の鳴き声を?」
「ペンギンの鳴き声とか、どうすりゃいいのーっ?」
「ゴリラはそもそも鳴かないヨォ」
みんな泣き言を言ってましたが、無理やりやってもらいました。
まあ、これも演劇修行の一環ということで・・・。