箕面のいろいろな高校が、週替わりで番組づくりに取り組む「ハイスクールプログラム」(金曜夜9時30分~10時/再放送:日曜朝9時30分/水曜昼2時30分)。第3週は関西学院千里国際演劇部の生徒が担当しています。
その名も・・・
Todays DJ is・・・
「まいか」「あやね」「なるみ」「さな」
「地区大会、終わりましたー!」
11月9日(土曜日)、高槻市のサンユレックホールで開催された、大阪府の高校演劇・C地区大会。
関西学院千里国際の演劇部は、『たけしろ物語』を上演しました。
<あらすじ>
文化祭まであと1週間に迫った、竹城学園。
生徒会室では、生徒会の役員たちが準備に大忙しです。
そんな中、副会長の女子がこうつぶやきます。
「どうして学園祭のイメージキャラ、”あきピー”なんだろうね」
顔がおばさん、体が黄色い鳥の、謎のキャラクター。
かわいらしさとは無縁の、シュールなデザイン。
こんな不気味なキャラよりもさ、いっそ新しく私たちでキャラを作らない?
ところが生徒会長は、その申し出を却下します。
学園祭のキャラはあきピーと決められていて、変えることはできない・・・。
納得できない副会長は、有志を集めてこっそり新キャラづくりに取り掛かります。
学園祭当日に、新キャラに差し替えるゲリラ大作戦。
果たして、うまくいくのでしょうか・・・?
始まるまでは緊張していたけど、いざ始まったら楽しくて。
それぞれ、熱演が光った舞台でした。
生徒会長を演じたまいか、感想は?
「ローファーのサイズが合わなくて・・・」
制服の役でしたが、そもそも学校ではふだんは私服。
慣れない借り物のローファー、テープを巻き付けて脱げないようにして、なんとか演じ切りました。
審査の結果、関西学院千里国際は「優秀賞」を受賞。
大阪府大会には進めませんでしたが、部員が個人演技賞も受賞して、大健闘の大会となりました。
■ラジオドラマ『忘却の生誕祭』
仲良し4人組の、あやね、なるみ、さな、まいか。
まだ11月だというのに、あやねはもうクリスマス気分。
「11月は何もイベントがないから、クリスマスを前倒しで祝うのだー!」
・・・実は、なるみとまいかは11月生まれ。
さなとあやねは、そのことを忘れてるんじゃないかな。
うーん、それとなく聞いてみようか。
なるみ「ねえねえ、11って素数なの知ってた?」「うん知ってる」
・・・すごすごと退却するなるみ。
聞くの下手すぎです。
そこで次は
まいか「あやね、さな、誕生日いつ?」
「10月だよ」「1月。なんでそんなこと聞くの?プレゼントくれるのかなー?」
「あ、うん、そうだねハハハ」
まいかも敢えなく敗退です。
どうしよう・・・もう直で「私たち誕生日が11月なんだけど」って言うしか・・・。
でも「祝ってほしい」みたいで、どうしたものか・・・
そんな二人を遠目に見ながら、あやねとさなは
「ちゃんと覚えてるんだけどなー、11月生まれって」これまでいろいろなお芝居をしてきたけど、これからやってみたいのは?
「コメディがやりたい」
「ハッピーエンドが、やっぱりやってて楽しいよね」
「自分と真逆の性格をやってみたい」
「着物とか、警官の制服とか。スーツもかっこいいよね」
●私学芸術文化祭典
関西学院千里国際演劇部(中等部)
『ぼくらのロミオとジュリエット』
日時:12月24日(火曜日)13時・15時(2回公演)
場所:大阪市立芸術創造館(大阪市旭区)
シェイクスピアの原作を、自分たちなりの解釈で。
中学生だからこそできる表現がいっぱいです。
「クリスマスイブだけど・・・みなさん、ぜひ観に来てねー!」