高校生パーソナリティー「れいの幸福論」…「評価」ってナニ?

2025/01/11

rei_250111b高校生パーソナリティー・れいがお送りする『れいの幸福論』。
気になるニュースや社会問題を取り上げ、本音でトークする番組です。

【放送】「サタワイ1330」第2土曜 13時30分~14時/23時/翌水曜

今回のテーマは「評価とは何ぞや?」

放送部員として参加した朗読コンテスト。
「くっ・・・この人、めっちゃ上手い・・・!」
と思っていたのに、その人は決勝に進めなかった。
どうして?

自分の描いたイラストや写真をSNSにUPしたら、意外に「いいね!」が多く付いたり。
かと思えば、「これは会心の出来・・・!」というものには、あまり付かなかったり・・・。
人によって、評価はこれほど違うものなのでしょうか。
その基準は?

朗読のコンテストでは、
・技術(発声、発音、アクセント、イントネーションなど)
・内容(声質や技量に即した作品か、その作品のどこを選んだか、内容をどれだけ把握しているか)
この二つが総合的に評価されます。
とはいえ・・・。
内容を把握しているか、と言われても、人により解釈も違います。
それをどう点数化しているのか。
基準があいまいに感じることもあって、モヤモヤする・・・。

絵画の世界でも、時代によって評価が変わってきました。
巨匠・モネも不遇の時代があったり、死後初めて評価されるようになった画家もいます。
今はAI生成の絵も出回るようになり、それをどう評価するかについても、過渡期と言えるでしょう。
人力で、何十時間もかけてやっと1枚。
AIは、それを凌駕するクオリティの絵を、秒で何十枚も出力してきます。
ちょっとずるい気もしますし、AIの作画だというものには抵抗感があったりも。
でも、いずれそれが「当たり前」になっていくのかもしれません。

先日読んだ小説に
「ただの石ころでも、誰かが大切にすればそれは価値あるものになる」
という言葉がありました。
「自分にとってどうか」
「他者から見てどうか」
それが一致することもあれば、しないこともあります。
完全に自己満足で、他人の評価なんか気にしなくていい?
・・・完全に無視はできない、というのが正直なところ。
SNSで「いいね!」をもらうのは、やっぱり励みになります。

この番組もそう。
どんな風に受け止められているのかな。
そもそも、ちゃんと聴かれているのかな?
年齢によっても評価は変わるでしょう。
自分が10年後にこの番組を聴いたら、どう思うかな?

生きていくということは、他人からの評価を受け続けることでもあります。
そんな中で、「評価」と上手く付き合って行くには。
「自分自身がいいと思うものに、たくさん出会う。
 そして次は自分が、いいものを生み出していくこと」
その良さがみんなに伝われば、世界は少しずつハッピーになっていくかも・・・。

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