クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。
今日は節分の日です。
いつも2月3日が節分と思っていましたが、今年2025年の節分は、2月2日でした。
なぜかというと節分の日付は立春の影響を受けて変わります(立春の前日が節分)。
日本では国立天文台の観測によって「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春としています。
今年は立春が2月3日なので、その前日2日が節分となります。
立春とは、二十四節気(にじゅうしせっき)において、春の始まりであり、1年の始まりとされる日です。
ちなみに2026年、2027年の節分は2月3日になるそうですよ。
今年2025年の恵方は「西南西」です。
恵方とは、歳徳神(としとくじん。年神様の別称)がいらっしゃる方角です。
歳徳神とはその年の福徳を司る神様で、毎年その方角は変わります。
恵方巻は「福を巻き込む」という意味も含まれているんですね。
ご縁や福が途切れたりしないよう、包丁で切らずに1人1本を食べましょう。
最近では半分とか3分の1のものも人気だそうですよ。
恵方巻を食べている途中に話すと運が逃げてしまうと言う説もあります。
願いごとをしながら、最後まで話をせずに食べるのがいいそうです。
和ちゃんはいつも黙々と一本食べてしまうそうです。
この日に飲むのが節分ビール。
北海道登別の鬼伝説ビールが有名ですよね。
青鬼ピルスナー、赤鬼レッドエール、金鬼ペールエールが定番ですが、今年も豆まきIPA、福は内IPA,鬼は外IPAなどが販売されていました。
静岡県反射炉ビアの鬼殺しIPA、ヤッホーブルーイングのインドの青鬼、そして洒落っ気たっぷりの岩手県いわて蔵ビールの恵方巻ビール、これは独特で缶ビールと海苔と寿司のシールがセットになっていて、缶ビールにシールを貼って恵方を向いて飲むという、楽しいものです。
バレンタインビール
2月といえば14日、聖バレンタインデイがあります。
梅田の阪急百貨店で「阪急バレンタインチョコレート博覧会2025」が2月14日まで開催されていますが、そこにペアリングバーができています。
1月20日(月)~24日(金)の5日間のみ奈良醸造が出店していて、「QUO VADIS」や、窒素を充填し、クリーミーな泡を楽しめるナイトロ缶ビールの「SWEET PAIN」や「BOTH HANDS」、ブラウンエール「NUTS&MILK」などとチョコレートとのペアリングを楽しむことができました。
クラフトビアベースもバレンタインの義理チョコの代わり(?)をねらって、苦い「ブラックハート(ブラックIPA)」を売り出していますよ。
大阪・関西万博について
大阪・関西万博の開幕まであと2カ月。
パビリオンやイベントの内容が段々と明らかになってきました。
万博の内容、魅力、楽しみ方が分からないという声もあるようですが、世界の各国の魅力や未来の展望に、海外旅行をしなくても触れることができるんです。
関西の人にとって行かない選択肢はないと僕は思っていますけどね。
万博の会場の広さや大屋根リングの大きさなどについて紹介します。
広さは155haで東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた面積の約1.4倍となります。
USJと比べると、USJは約54haなので、夢洲の万博会場はその約3倍の広さとなります。
一日だけではとうてい無理ですね。
そして、話題となっている大屋根リングは、円周約2㎞、直径(内径)約610m、高さ内側12m・外側20m、幅30mとなっています。
実は2005年の愛・地球博にも長久手会場における観客のメイン動線として、会場をほぼ水平に一周できる空中の回廊「グローバル・ループ」というのがあったんですよ。
会場を作るために自然を削ったりしないで、自然の地形に適するように配置されていました。
全長が約2.6km、幅約21mの回廊でした。
段差なども無くしたバリアフリーな回廊で、最も地面から高いところで約14mになっていましたね。
この回廊を撤去したら自然がそのままとなっているので環境にもよかったんです。
やむを得ず土地を削ったり樹木を取り除いたところは、それを記録しておいて、閉幕後に同じ場所に土や樹木を戻すこともやっていましたよ。
パビリオンの内容が次々と明らかになってきました。
世界のグルメを楽しみましょう。
チェコパビリオンではチェコ料理とウルケル、スイスパビリオンではアルプスの少女のハイジカフェでスイスチーズを使った郷土料理やデザート、ハンガリーパビリオンでは本格的なハンガリー料理、モナコパビリオンにはワインバー、ベルギーパビリオンにはビアバー、小山薫堂氏プロデュースのシグネチャーパビリオンでは、日本が培った食材、食品、食の知恵・技術の価値を国内外に発信する展示など、おいしさ満載です。
サントリーは会場内のレストランでしか飲めないオリジナルビール(水空エール)を売り出します。
環境負荷の小さい農法で栽培された原料を5割以上使い、原料生産時に出る温室効果ガスを約2割削減したビールだそうですよ。これも楽しみですね。
多彩なイベントも目白押しです。
予約も1月13日から受付中ですよ(後日抽選)。
4月13日の開幕日にはADOのスペシャルライブが、またリングの上から1万人の第九の合唱もあります。
それ以外にも会場のいろんなステージでイベントが繰り広げられます。
チェックして、行きたいイベントがあったら申し込みましょう。
万博会場には水風呂やリラックスラウンジも設けられた万博サウナ「太陽のつぼみ」もできます。
一日5回の入れ替え制で予約が必要ですが、未来型サウナ体験もおもしろいですね。
クラフトビールイベント情報
🍺ジャパンブルワーズカップ2025
📝2月7日(金)~9日(日)・横浜ハンマーヘッドCIQホール
ビールの品評会(審査会)とビアフェスの融合した日本最大規模のクラフトビールイベント。
品評会での結果を当日中に発表し、ビール職人達が認めた(総勢約160名のブルワーが約700銘柄のビールを審査)味わいを、その結果とともにお客さんにすぐに楽しんでもらうという世界でも珍しいフェス。
優先出店者+審査会上位者+ファン投票による特別枠+海外の招待者による最高のビールが味わえる。
期間中は有名アーティストによる音楽ライブや、お笑い芸人によるステージも。
昨年(2024年)は有料入場者が1万1千人を超える大盛況。
日本・台湾・韓国・アメリカ・カナダのビール合計約200種のビールが提供される。🍺神戸ビアジャンボリー2025
📝2月22日(土)・23日(日)・神戸ポートアイランド神戸国際展示場 3号館
日本全国でこだわりを持ってビールを提供するビアバーやボトルショップが集結して、造り手のブルワリーが主役の従来のビールフェスではなく、売り手が主役の新しいビールフェス。
会場でしか味わえないビール、今まで飲んだことのないスタイルのビールなど「新たなビールの魅力との出会い」を体験。
🍺松江ビアヘルンのタップテイクオーバー
📝2月22日(土)・23日(日)・クラフトビアベースバド(大阪駅前第1ビルB2)
島根県の漁港から海産物を多数用意し、定番ビールから限定ビールまで充実の10タップが楽しめる。
#ビールで明日を幸せに
次回は2025年3月2日の放送です。お楽しみに!
(文責:風間佳成)
■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)
🍺谷和さんのクラフトビールのお店 CRAFT BEER BASE
【参考リンク】
阪急百貨店バレンタインチョコレート博覧会
大阪・関西万博公式サイト
ジャパンブルワーズカップ2025
神戸ビアジャンボリー2025(Instagram)
クラフトビアベースバド
立春とは(じゃらんニュース)