高校生パーソナリティー・れいがお送りする『れいの幸福論』。
気になるニュースや社会問題を取り上げ、本音でトークする番組です。
【放送】「サタワイ1330」第2土曜 13時30分~14時/23時/翌水曜
今回のテーマは「アイドル」
1月には3回も模試があったり、部活も忙しくて、いろいろ大変な毎日。
そんなときに救いは「推し」の存在。
以前はアニメのキャラを推していましたが、最近は女性アイドルを推し始めました。
みんなが憧れて止まぬ存在、アイドル。
人はなぜ、アイドルに惹かれるのでしょうか?
「アイドル」の元々の意味は「偶像。崇拝される人、もの」。
日本でアイドルという言葉が初めて登場したのは、1960年代。
そしてブームは70年代、天地真理を皮切りに、キャンディーズ、ピンクレディーが大人気に。
80年代には松田聖子、小泉今日子、中森明菜といったトップアイドルが君臨するように。
当時はとても手が届かない、遠い存在で、ファンたちはひたすら髪型やファッション、ダンスを真似することでアイドルに寄り添おうとしていました。
その距離感が、昔と今とでは変わってきています。
「ご当地アイドル」や「地下アイドル」など、自称・他称含めて今ではアイドルが1万人もいるとか。
昔では考えられなかった、すぐ手の届く距離でのライブや握手会、ファンミーティングなど、アイドルは今とても近い存在になってきました。
特に同性のアイドルには「私もこんな風になれるかな」と憧れさせてくれるものがあります。
「私は崇拝、というよりは『カワイイを摂取するため』に推しているところがあります」
自分と同じ人間が、こんなにかわいくなれるんだ。
今のお気に入りは
・CUTIE STREET
・FRUITS ZIPPER
元気、フリフリ、ひたすらカワイイ。
確かにその歌や踊りからは、正のエネルギーがあふれ出して、元気がいっぱいもらえる感じ。
裏を返せば、世の中に明るい話題が乏しく、社会に活気が無いからこそ、人はアイドルに救いを求めるのかもしれません。
「不況の時代にはアイドルが流行る」という法則も。
山口百恵、松田聖子、モーニング娘、AKB48。
それぞれ石油危機やバブル崩壊、リーマンショックなどと一致しているという説があるそうです。
そういう意味では、アイドル人気が高まるのは、痛し痒しといったところですが・・・。
それでも、今のアイドルは人間味を感じさせ、そこから元気を与えてくれる存在なのは確かです。
「不安になったら、ぜひアイドルの曲を聴いてみてください!」
■ハッピートーク
あなたが今までで一番幸せを感じたのは、どんなとき?
インタビュー:スイカちゃん(高2・同級生)
「けがからの回復」
中学・高校で柔道部。
高2のとき、ひざに大けがをしました。
当時は歩くのも難しく、松葉杖をついて歩いていました。
時期的にも、高3までに回復するか微妙で、このまま引退かな・・・とも。
でも、気づいたんです。
柔道ができないことが、私には思った以上に悲しい、って。
やっぱり私は、柔道が好きなんだって。
そこからリハビリに励んで、最初は寝転んだ姿勢でできることから。
今ではスクワットもできるように。
かなり回復してきて、走れるようになるのも、もうすぐです。
今後は大学でも柔道を続けて、二段を取るのが目標です。