クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。
ジャパンブルワーズカップ2025とビールの聖地巡り
2月7日(金曜日)~9日(日曜日)、横浜・ハンマーヘッドCIQホールで開催されたジャパンブルワーズカップ(JBC)2025。
ヘイジ-IPA部門で、和ちゃんのクラフトビアベースが大阪を意識して醸造したHazy IPA「Mix Juicy 003」が第3位に輝きました!
Hazy IPAといえば不動の人気スタイルで、今回は海外ブルワリーも含め106もエントリーされた中での3位です。
和ちゃんと醸造部のかたの努力に拍手!
それぞれが個性を発揮されていて、おいしかったです。
関係者の話で、このイベントはガチンコでしのぎを削ったところが出ているので、おいしくないはずがないと言っていたのが印象的でした。
和ちゃんはビアフェスの前に行われた国際コンペの審査員もやっていましたが、海外のトップブルワーたちと同窓会のようなノリで盛り上がったようです。
僕が横浜に行った目的はもう一つあって、ビールの聖地巡りをするためでした。
スプリングバレーの跡地と創業者の墓参りです。
1870(明治3)年に、スプリングバレー・ブルワリーが開設されました。
経営者はノルウェー生まれのアメリカ人、ウィリアム・コープランドです。
コープランドは、横浜の山手地区の谷間になったところにある、豊富に水の湧く「天沼」(あまぬま)とよばれる土地を購入し、ビール醸造所スプリングバレー・ブルワリーを開設しました。
このスプリングバレー・ブルワリーで醸造されたビールは、「天沼ビヤザケ」という名で販売されていました。
1日2回横浜を馬車で巡回して販売され、横浜在住の多くの外国人たちの間で話題となり、やがて日本人にも飲まれるようになりました。
その運んだ通りは、ビヤザケ通りと呼ばれています。
スプリングバレー・ブルワリーは、ビール醸造所として、日本で初めての商業的な成功を収めることとなったのです。
コープランドはその功績から「日本のビール産業の祖」と呼ばれています。
その後、1885(明治18)年に、スプリングバレー・ブルワリーの建物と土地は、日本在住の外国人経営の会社ジャパン・ブルワリーに引き継がれます。
そして、1907(明治40)年ジャパン・ブルワリーの事業を引き継いで、麒麟麦酒株式会社が創立されました。
1923(大正12)年、関東大震災で倒壊するまで、ここでビールを醸造していたのです。
スプリングバレーはキリンビールの商品名と思っている人が多いようですが、今のキリンビールのルーツがスプリングバレーなのです。
この聖地を歩いてきました。
横浜市立北方小学校の敷地内にビール造りに使われていたビール井戸があります。
そのすぐ近くの「キリン園公園」には巨大な石碑が建っています。
この石碑は、この地がキリンビール発祥の地であることを記念して、1937(昭和12)年に建てられました。
一番上に「麒麟麦酒開源記念碑」と記されています。
石碑の案内板の下には、キリンビール工場跡から掘り出されたというレンガもあります。
また、この公園の片隅に「日本最初の麦酒工場」と記された碑もありました。
山手外国人墓地には、ウィリアム・コープランドが梅子夫人とともに眠るお墓があります。
お参りしてきました(通常は非公開)。キリンビールのかたがお供えしたのでしょうか、スプリングバレーの缶ビールが置いてありましたよ。
大阪・関西万博関連情報
開幕まであと1カ月です。各国のパビリオンの内容が分かってきました。
今月は北欧パビリオンを紹介します。
ノルウェー、アイスランド、スウェーデン、フィンランド、デンマークの5カ国の共同館。
この屋上に設置されるルーフトップレストランのコンセプトが「The Nordic Way(ザ・ノルディック・ウェイ)」となっています。
このレストランでは、ノルウェーとアイスランドの新鮮なシーフード料理、スウェーデンの伝統的なミートボール、のんびりとしたカフェ体験など北欧ならではの多彩な食文化が楽しめます。
アイルランドのパビリオンではギネスが飲めるそうですよ。
大阪メトロ夢洲駅を見学してきました。
箕面萱野駅から本町乗り換えでほぼ1時間、近いです。運賃は720円。
万博会場に直接乗り入れる唯一の鉄道の終点で、今年(2025年)1月19日に開業しました。東ゲートに隣接しています。
トイレがメディアで注目されています。
性別や年齢に関わらず誰もが利用できる「オールジェンダートイレ」を、大阪メトロでは初めて整備しています。
改札口は16あり、ピーク時には約13万人が夢洲駅で降りると見込まれています。
駅内の天井のデザインがユニークで折り紙をイメージしたデザインになっています。
入場券の販売が思わしくありません。
かなり無理を言って企業や団体に入場券を買ってもらっていて、それを社員、従業員のかたや得意先に配布しています。
それ以上に買っている企業が、顧客サービスや販売促進キャンペーンなどで、入場券プレゼントの企画をしているので、ゲットのチャンスです。
ネットでチェックすると結構ありますよ。当選する確率はかなり高いと思います。
桜ビールあれこれ
春限定の桜ビール、今年もいろいろ出ていますね。
大手サッポロのサクラビール、門司港ビールの桜ビール・大正復刻ラガー、これは、サッポロビールが所有している成分表をもとに特別に許可を得て、その特徴を再現したビールです。
サッポロのサクラビールと飲み比べてみるのもおもしろいですね。
オリオンいちばん桜ビール、サンクトガーレン桜ビール、軽井沢ビールの桜花爛漫プレミアムビール、田沢湖ビールの桜天然酵母ビール、網走ビールの桜桃の雫ビール、御殿場高原ビールの桜ビール、いわて蔵ビールの桜嵐IPAなど。
酒屋さんで探してみてくださいね。
クラフトビアベースも醸造中だそうですのでお楽しみに。
クラフトビールイベント情報
?「クラフトビアベース・バド」10周年祭(和ちゃんの店です)
?3月20日(祝日)~23日(日曜日)・記念醸造ビールや周年祭スペシャルフードを用意
?ガチャガチャ呑みエモい居酒屋編キャンペーン
?3月31日(月曜日)まで
阪急電鉄とJR西日本の沿線にある「エモい居酒屋」で利用できるクーポンが当たるイベント。
クーポンガチャガチャは1回100円で回すことができます。
設置場所は阪急大阪梅田駅とJR大阪駅、JR新大阪駅。
カプセルの中には、全19店舗で利用できる2,000円、1,000円、500円のクーポンがあって、はずれでも100円のクーポンが入っています。
クラフトビールでは阪急淡路の上方ビールで利用できます。
?グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)南館 3月21日(金曜日)グランドオープン
55店舗からなる商業施設「ショップ&レストラン」やホテル「ホテル阪急グランレスパイア大阪」、MICE施設「コングレスクエア グラングリーン大阪」、世界のフードセレブ(食通)をターゲットにした、隠れ家レストランが7店舗集結する「グランシェフズバレイ」や高級店6店が集結する「ウメキタグランテーブルズ」、そして関西初出店の「タイムアウトマーケット・オオサカ」は約3,000㎡のスペースに、厳選された17のレストランと2つのバー、イベントスペースを集積、これは凄いですよ。
プールやフィットネスなどを備えた温浴施設・うめきた温泉 蓮 もオープン。
?ビアエキスポ2025
?4月9日(水曜日)~13日(日曜日)・千葉県幕張メッセ
クラフトビール(地ビール)誕生30年を記念し、カンファレンス、企業展示会、ビアフェスを統合して行うビールに特化したイベント。
北海道から沖縄まで全国約200のブルワリーが一堂に会し、500種類以上のビールが集結!
このイベントのロゴマークのデザインは若山靖之さん。作品コンセプトが素晴らしい!
一杯のビールで、みんながつながる。
一杯のビールで世界がひとつになる。
一杯のビールで世界が笑顔になる。
一杯のビールで夢を語り合う。
一杯のビールが明日への活力になる。
さあ、乾杯しよう!
そんな想いを一筆書きのマークに込め、デザインされたそうです。
ビール好きは交通費払ってでも行く価値ありですよ。
#ビールで明日を幸せに
来月は7年目に突入!2025年4月6日の放送です。お楽しみに!
(文責:風間佳成)
■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)
?谷和さんのクラフトビールのお店 CRAFT BEER BASE
【参考リンク】
ジャパンブルワーズカップ2025
大阪・関西万博公式サイト
クラフトビアベース・バド
キリンビールの歴史
大阪メトロ夢洲駅
グラングリーン大阪
BEER EXPO2025



