クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。
ワールドビアカップ2025
ビールのオリンピックといわれる世界最大のビール審査会ワールド・ビア・カップ(WBC)がアメリカ・インディアナ州インディアナポリスで開催され、和ちゃんはその審査員として参加してきました。
今回は49カ国1761のブルワリーから8375の銘柄が出品されました。
まさに世界最大のビール審査会です。
なんと審査員だけでも30カ国以上から280名、出品される銘柄もそれぞれが各国を代表するブルワリーからのものなので、ここで入賞するのは大変な名誉となります。
その中で、和ちゃんのクラフトビアベースの「ラベンダー&カモミール」が銅賞を獲得しました。おめでとう🎉箕面ビールも5銘柄出品して「スタウト」がクラシックトライスタウト部門で金賞、「ピルスナー」がボヘミアンピルスナー部門で銅賞を受賞しました。快挙です!
これらを合わせて日本からは合計13銘柄が受賞しました。
日本のクラフトビールのクォリティの高さが証明されましたね。
世界中から本当に素晴らしいビールが集まって、世界中から審査員が来てナンバーワンを決めるWBC。
これが世界のトップクラスのビールか、と現場で体感できたことが和ちゃんにとってすごくいい経験になったそうです。
WBCは、一昨年はナッシュビルで、昨年はラスベガス、今年はインディアナ州の州都インディアナポリスで開催されました。
和ちゃんは毎年審査員として招かれて参加しています。
インディアナ州はミシガン湖の南に位置している州で、州都のインディアナポリスは人口が約88万人、堺市が人口約81万人なので、それより少し多いという感じですね。
面積は堺市の約6倍の広さです。
インディアナポリスを代表するスポーツイベントと言えばやはり世界三大レースの一つであるインディ500。他の二つはモナコグランプリ、フランスのル・マン24時間レースです。
ビアエキスポ2025
4月9日から4月13日まで日本のクラフトビール誕生30周年を記念して、千葉県・幕張メッセでビアエキスポ2025が開催されました。和ちゃんは運営委員の役割を果たしながら、クラフトビアベースでブースを出展、事業者向けセミナーのパネリストとして登壇するなど大活躍でした。
僕は4月10日に行ったのですが、事業者のかたと一般のビールファンが入り混じって熱気がありましたよ。
特に12日と13日は3時間券6000円で、全国のブルワリー203社のおいしいビール700種類が試飲し放題という、クラフトファンにとっては最高のしくみになっていました。
関西からも多くのクラフトビールファンが集結して乾杯していました。
大阪・関西万博2025
大阪・関西万博が開幕して3週間経ちました。開幕初日の入場者数は11万9千人(+関係者22000人)、2日目は5万1千人(+関係者17000人)、3日目は4万6千人(関係者+16000人)。
やっぱり出だしは悪かったですね。
最初の1週間は過去の万博をみても入場者数はそんなに多くないんです。
僕は3日目に、和ちゃんは横浜ベイブルーイングの鈴木氏と4日目に行きました。
目的はもちろん各国のビール&グルメ。
僕はベルギー館でシメイレッド、チェコ館でタップスターが注いでくれるウルケル、そしてアサヒグループと大阪府の共創による、まだ食べられるのに使われていない大阪の食材(パン、みかんなど)をおいしいクラフトビールにアップサイクルしたものを飲みました。

フードコートのようなところもあり、きつねうどんが980円、カツカレー1480円などとなっていました。
各パビリオン併設のレストランは比較的高くて、3000円~6000円くらいします。
駅そばファンの僕は、MANEKIの究極の神戸牛すき焼き駅そば(3850円)を食べてきましたよ!

開幕日にはこれが300食売れたとか。話題となっていましたからね。
トイレの問題や待ち時間対策、雨や日差しが強い日の対応など課題がいっぱい出てきていますが、SNSなどの情報を参考にしながらぜひ会場に行ってみてください。
クラフトビールイベント情報(5月~6月初旬)
阪急宝塚線クラフトビール巡りスタンプラリー
4月26日(土)~5月11日(日)この機会にスタンプカードを持って阪急宝塚線のクラフトビールが飲めるお店、買えるお店を巡りましょう。
ノムクラフト・タップルーム十三、十三ブルワリー、庄内の焼鳥ビアスタンド伍介、岡町のトッチー&真由美さんのイナキク酒店、池田のクラフトビアSloth、雲雀ヶ丘花屋敷のBEER&BOOK猫森の6店が参加。
スタンプの数によって特典あり。
京都醸造10周年記念イベント「なみなみと」
5月10日(土)・東本願寺前市民緑地(通称 お東さん広場)
京都醸造が初めて造ったビール「はじめまして」の発売が2015年5月10日。
その10年後に開催される記念イベント。
京都醸造を含む国内外の約20のブルワリーが参加予定(箕面ビールも)。
ベルギービールウィークエンドOSAKA
5月21日(水)~25日(日)・中之島公園(大阪市中央公会堂前)ベルギービール86種類が登場(内19種類が初登場)。
最優秀ベルギージャズアルバム賞を受賞したカルテット 「ORLANDO(オーランド)」などによる音楽ライブ、絶品グルメなどが楽しめる。
クラフトビアライブ2025
5月24日(土)・25日(日)・大阪南港ピロティ広場関西のクラフトビールを関西の人に味わってほしい、という強い想いから誕生したイベントで、60以上のブルワリーの300種以上のクラフトビールが楽しめる。
人気ビアパブからフードも提供され、音楽ライブもありのスペシャルな2日間。
前売り券を購入すると1時間早く入場できる特典がある。
けやきひろば春のビール祭り
5月28日(水)~6月1日(日)・さいたま新都心けやき広場
北海道から沖縄まで全国各地の約50のブルワリーが出店。
日本のクラフトビールが一同に集まる日本最大級のクラフトビールの祭典。
ワールドビアゲート
6月7日(土)・8日(日)・中津・大阪フードラボ海外のクラフトビールに特化したビアフェスで、今年が2回目。
8社のインポーターが会場に集結。
約20カ国・1,000液種以上から選りすぐった、トップレベルのビールを飲み比べることができる。
輸入ビールに特化しているため、世界各地の気鋭のブルワー達によって創り出された、最先端の味わいやビアスタイルにも出会える。
和ちゃんがセレクトした谷和ブースが出現するかも。
百貨店の物産展やビアバーに注目!
4月の阪急百貨店 阪急うめだ本店での北海道物産展では大雪ビール、ブラッスリーノット、ホップコタンのビールが飲めるビアバーが設けられていた。これから市内の百貨店で九州、四国、東北など各地の物産展が開催されるので要チェック。
あべのハルカス近鉄本店ウイング館地下2階和洋酒売場にある、クラフトビールや日本酒をバー形式で提供する「ハルチカBar」。ここでは近鉄系の大和醸造と志摩醸造のクラフトビールを中心にゲストビール1社を加えて6タップ、その他にもワイン、日本酒、ウィスキーが楽しめる。
同じフロアにある総菜売り場で買ったものを持ち込めるのもいい!
営業時間は11時からなので気軽に昼飲みが楽しめる。
#ビールで明日を幸せに
予測できない天候が続くので、今年の梅雨や夏はどうなるのか…ビールを買い置きしておいて、雨の日はゆっくりお家でクラフトビールを飲んで過ごしましょう。
次回の放送は2025年6月1日(日曜日)です。
(文責:風間佳成)
■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)
谷和さんのクラフトビールのお店 CRAFT BEER BASE
【参考リンク】
阪急宝塚線クラフトビール巡りスタンプラリー(Instagram)
京都醸造10周年記念イベント「なみなみと」
ベルギービールウィークエンド大阪
クラフトビアライブ2025
けやきひろば春のビール祭り
ワールドビアゲート(Instagram)