音楽ラウンジ「やさしいじかん」オーナー・三木信夫さん@植田洋子とTea For Two

2024/10/16

T42_241016dステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今回は、豊中市で音楽ラウンジを営む三木信夫さんのお宅に伺い、お話をお聞きしました。

場所は豊中市上野東、閑静な住宅街の真ん中に、目を引く不思議な円形の建物。まるで高原のコテージか、ムーミンの家?
看板には「町の小さな音楽ラウンジスペース やさしいじかん」とあります。
中に入ると、木のいい香り。
「ここのオーナー兼マスターです」と名乗る三木信夫さんが、2年前に自宅の続きに建てた音楽ラウンジ。
コンサートを始め、2階の部屋はレンタルスペースとして、楽器の練習をするもよし、カルチャースクールとして使うもよし、個展だって開催できます。
9月にはギタリスト・ケニー菅沼さんのコンサートがここで行われ、参加した植田洋子がこの場所を大層気に入り、今回のインタビューを申し込んだところ、三木さんに快諾していただきました。T42_241016a「やさしいじかん」のネーミングは、TVの連続ドラマのタイトルから。「名前が気に入ったので」とのことです。
そして、大型のジュークボックス、これは?
「オークションで手に入れました。昔、アメリカの古いバーにあったものです」
購入当初は音が出ず、一度全部ばらして修理してもらって、ようやく復活!
サッチモの人形など、アメリカンなオブジェの数々が、独特な空間の雰囲気を生み出しています。
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生まれも育ちも豊中。スポーツマンで、大学では柔道専攻だったという三木さんは、社会人になって間もなく交通事故に遭い、首から下がまひするという重い障害を負います。
以来40年、お母様の介護を受けながら、ずっと車椅子生活を送って来ました。
そんな境遇にあっても、悲壮感がなく、いつもポジティブ。
車庫のビンテージカーは手だけで運転できる特別仕様で、自分で運転して出かけたりもするそうです。
また、「指先が動かなくてもできる楽器を」と、独学でクロマチックハーモニカの演奏を習得。
実際に『秋桜』『オリビアを聴きながら』を聴かせていただきました。
音色が、心にしみる・・・。

この音楽ラウンジ「やさしいじかん」、ユニークなところは
「利用料は要りません。無料で使っていただけます」
もともと営利ではなく、地域のコミュニティづくりの拠点に、というのがコンセプト。
電話で申し込みの際「こういう風に使いたい」と説明して、三木さんのOKが出れば、それでもう使ってもらえます。
カルチャーに親しむ場、そして音楽発表の場として。
三木さん自身も、その音楽を楽しんでいるそうです。
セルフサービスのお茶やコーヒーも(100円)。
「ゆっくり一人で本を読みに来る人もいます」
誰でも自由に入れて、自由に使える、隠れ家。
特に宣伝もしていないし、SNSもやってないけど、口コミで少しずつ存在が知られるようになっています。

もしあなたが、いつもとちょっと違う午後のひとときを過ごしたいと思ったら。
木の香りがする、円形の不思議な建物を、訪ねてみませんか。

町の小さな音楽ラウンジスペース やさしいじかん
利用時間:13時30分から18時(火曜・水曜定休)
所 在 地:豊中市上野東2-7-25
電話番号:06-6853-5285T42_241016bT42_241016e