クラフトビールってどんなん?という飲んだことのないかたから、クラフトビールにめちゃめちゃ詳しいコアなファンまでが楽しめるトーク番組(第1日曜15時初回放送)。
クラフトビールの醸造から販売までを手がけ、ビアジャッジの資格を持つ谷和(たに・あい)と、旅のプロ・風間佳成(かざま・よしなり)がクラフトビールの魅力や最新の話題などを語ります。
ワールドビアカップ2025・続編
アメリカ・インディアナポリスで開催されたビールのオリンピックといわれる世界最大のビール審査会ワールド・ビア・カップ(WBC)の続編です(概要は5月のブログ参照)。
IPA/ホッピービール系の出品数は今年も多かったようですね。
国別ではヨーロッパの伝統国の出品が減ったのと、アジア勢では日本を始め中国や台湾が注目されました(今年は韓国の受賞はなし)。
フルーツ系ビールも人気でした。
49カ国から1,761のブルワリーが参加しましたが、その内の317ブルワリーが初参加。
まだまだ世界のクラフトビールの勢いは止まりませんね。
大阪・関西万博あれこれ
大阪・関西万博が始まって1カ月半が経ちました。
日経流通新聞に来場者の満足度アンケートの結果が出ていました。
施設・イベントの評価を見ると、1位はダントツで大屋根リング、2位がフランス館、3位がルクセンブルグ館でした。
実際にはパビリオンを全部見ることができないので、人によってばらつきが出るでしょうね。
そして、ワーストがトイレ、アメリカ館、マルタ館となっていました。
待ち時間が長かったからでしょうか?
トイレは確かに評判がよくないですね。
とくに未来社会のデザインを意識して造ったトイレの使い勝手が悪い。
ピクトグラムが見難いし、どこから入ったらいいか分からないために空いているのに並んでいたり、センサーが故障して長い行列ができたりしていました。
自衛のためにみなさんも早めに用をたすようにしましょう。
大屋根リングの上にも数カ所トイレがありますが、比較的空いていますよ。
また、マスメディアが毎日のように会場のようすを報道するので、行ってみようという人が増えたせいか、ログインして予約するのに、時間帯によっては「現在サイトが大変混雑しております。ご自身の前に並んでいる人数:34,770、待ち時間の目安51分」などという表示が出ます。
「並ばない万博」という当初の計画はすでに崩れてしまったようですね。
驚いたのは、開幕1カ月前の朝日新聞の記事では「大阪・関西万博に行きたいと思いますか?」という質問に対して、28%がハイ、72%がイイエでした。
開幕前の段階でさまざまな問題が噴出して期待感は低かったのです。
ところが前述の来場者アンケートでは万博を日本でまた開催してほしいかという質問に対して、望むが42%、どちらかと言えば望むが51%でした。
ほぼ9割が再び開催を希望するという結果でした。
終わる頃にアンケートをとると、また違った結果が出るかもしれません。
夜間券(3,700円)を買って行くのもお勧めです。
トワイライトキャンペーンを実施していて当分の間、16時から入場OKになっています。
ライトアップされたパビリオンやウォーターショー「アオと夜の虹のパレード」、大屋根リングから見る夕日もきれいですよ。
ビールの聖地巡り・カブトビールと半田赤レンガ建物
愛知県の知多半島の中ほどにある半田市の半田赤レンガ建物を訪れました。
この赤レンガ建物は1898(明治31)年にカブトビール写真の製造⼯場として誕⽣しました。
明治時代に建てられたレンガ建造物としては⽇本で五本の指に入る規模を誇ります。ビール⼯場の遺構は現存数が極めて少ないため、その意味でも貴重な建造物となっています。
カブトビールはあまりなじみがないですが、北海道のサッポロ、東京のエビス、横浜のキリン、大阪のアサヒに対抗して、中埜酢店の4代目中埜又左衛門とその甥であり、後に敷島製パンの創業者となる盛田善平が丸三麦酒醸造所を設立しました。
そして、本格的ドイツビール製造に向け、ドイツからビール醸造機械を買い入れ、ドイツ人醸造技師を招き、新工場が建設されました。
これが半田赤レンガ建物です。新工場建設とともに銘柄も丸三ビールからカブトビールに改められ、1900(明治33)年のパリ万博では、金牌を受賞するほどの品質を誇っていました。
1900年のパリ万博といえば、シンボルとしてあの有名なエッフェル塔が建てられました。
建設当時としては奇抜な外観のために賛否両論が巻き起こったのですが、万博終了後に撤去されることなく残り、今では「鉄の貴婦人」と呼ばれパリの観光名所になっています。
カブトビールの名称の由来は、ビールは日本酒と違って喉で飲むといわれていますが、喉で勢いよく飲むことを「カブル」ということから、なまって「カブトビール」になったとか、日清戦争後でもあることから、勇ましい「兜」の商標を採用したともいわれています(諸説あり)。
ここでは、明治と大正のカブトビールを復刻した生ビールが飲めます(現在は赤レンガ建物では醸造していなくて、知多麦酒でOEM醸造をしています)。
また、今年(2025)の6月14日(土)・15日(日)にはカブトビールフェスタが開催されます。
この日は明治、大正のビールの他に期間限定の昭和のビールも飲めるし、さらにカブトビールは「愛・地球博」に合わせて復刻されたのですが、その20周年記念のプレミアムカブトビールも飲めます。コアなビールファンには興味あるイベントではないでしょうか。
半田市にはミツカン酢(中埜酢店)の本社もあり、その横にミツカンミュージアムがあります。この建物はとっても素敵で、見学コースも充実しています。
そして、この施設の周辺には国盛のお酒で知られる中埜酒造のお酒の文化館や半田運河があって、一帯が発酵と醸造の歴史文化を伝えるエリアになっています。この景観がとっても素晴らしくて映えるスポットです!
ここまで読んでいただいたらお気付きと思いますが、日本酒(国盛)、ミツカン酢、カブトビールと、全て中埜家の創業によるものです。また、名鉄知多半田の駅からバスで15分の所に、小学校の教科書に載っている有名な童話「ごんぎつね」の作者、新美南吉の記念館があります。建物も素敵ですし、展示もほんとに童話の世界に引き込まれるような感じの素晴らしい記念館です。
29歳の若さで亡くなってしまうのですが、彼の生い立ちも知ることができます。
発酵の町・半田市を一度ぜひ訪れてみてください!
6月のクラフトビールイベント情報
ワールドビアゲート
6月7日(土)・8日(日)・中津・大阪フードラボ
海外のクラフトビールに特化したビアフェスで、今年が2回目。
8社のインポーターが会場に集結。
海外の選りすぐりのビールを飲み比べることができる。
クラフトビアベースとロサンゼルス・Trademark Brewingがコラボした白麹使用の「初音」(Experimental Koji Pale Ale)に注目。
また、クラシックブースではベルギー・ドイツ・チェコの伝統的ビールが樽生で提供される。
放出ビアフェス2025
6月28日(土)・29日(日)・放出栄町商店街(JR放出駅から徒歩1分)
放出の祝日麦酒やベアードビールなど8ブルワリーが参加予定。
ここはアーケードになっているので雨の心配はいらない。
この商店街には若い人が進出してきていてにぎわいを取り戻しつつある。
プラッツ・クラフトビアガーデン2025
6月28日(土)・29日(日)、神戸・三宮プラッツ
『神戸をビールで盛り上げよう!』をテーマに、神戸にお店を構えるビール屋が三宮プラッツに大集合!
兵庫のブルワリーを含めた店主オススメのクラフトビール、ビールに合ううまいアテが楽しめる店舗型イベント。
今後のクラフトビールイベント情報
茨木麦音フェスト 2025 の開催が決定!
10月4日(土)・5日(日)・茨木市中央公園グランド
箕面ビール感謝祭2025の開催が決定!
10月12日(日)・13日(月・祝)大阪大学箕面キャンパス3Fピロティ阪大広場
詳細が決まり次第、この番組で紹介します。
#ビールで明日を幸せに
次回の放送は2025年7月6日(日曜日)です。
(文責:風間佳成)
■クラフトビールCLUB
毎月第1日曜日15時放送(当日22時、翌月曜日15時リピート放送)
谷和さんのクラフトビールのお店 CRAFT BEER BASE
【参考リンク】
半田市観光協会
ワールドビアゲート (Instagram)
放出ビアフェス2025(Instagram)
プラッツ・クラフトビアガーデン2025(Instagram)










