高校生パーソナリティー「れいの幸福論」…変わっていく「言葉」の意味

2025/06/14

rei_250614a高校生パーソナリティー・れいがお送りする『れいの幸福論』。
気になるニュースや社会問題を取り上げ、本音でトークする番組です。

【放送】「サタワイ1330」第2土曜 13時30分~14時/23時/翌水曜

今回のテーマは「言葉」

放送部の大会、朗読部分でエントリーしている高校生パーソナリティー。
ただ上手に読むだけじゃなく、文章の意味をどれだけ理解しているかが問われます。
「言葉」と向き合う日々・・・そんなところから、今回は「言葉」をテーマに考察してみます。rei_250614b
読書や、映画の感想を綴ったSNSなど、言葉に向き合う日々。
そんなSNSの投稿で見つけた一文。

嘘の報告が上司の琴線に触れ、彼は解雇された

正しくは「逆鱗(げきりん)」とすべきところで、「琴線」だとまったく逆の意味になってしまいます。
ところが、この間違った意味で「琴線」を使う人が、かなりいるのだとか。
姑息・憮然・失笑・割愛・・・
これらも、間違った意味で使われ、むしろそっちで定着しているものも。
「1時間弱」は1時間未満、50分とかを表す言葉ですが、これも1時間+弱で1時間10分くらいと思いこむ若者がいるそうです。
また「マルハラ」というのもあります。
文末の句読点である「。」を付けてメッセージを送ると、文章が「きつい」と受け取られてしまう・・・。
これではうっかりメッセージも送れません。気にしだしたらきりがないですが、相手によってはそんな配慮も必要になるのかもしれません。
ややこしい・・・rei_250614c言語化、メロい、隙間バイト、しごでき・・・。
最近よく使われるようになった、新しい言葉。
その一方、バスガール、スッチーなど、死語となり辞書から消える言葉も。
方言や少数言語も、消滅の危険性をはらんでいます。
TVの影響で方言離れが進んでいるという指摘もあります。
みなさんは方言、使てはりますか・・・?

■ハッピートーク
あなたが今までで一番幸せを感じたのは、どんなとき?
インタビュー:板倉先生(高校の名物顧問)

(1)「ロッテの日本シリーズ制覇を球場で観た」
阪神との日本シリーズ、第4戦のチケットが手に入って、でもまさか4戦目では決まらないだろうと思っていたら、なんと目の前で4連勝でロッテが日本一に!やったー!
客席は周囲がみんな阪神ファンだったのでひやひやしましたが、みんな拍手してくれて温かさを感じました。

(2)放送同好会で生徒が制作したラジオドラマが全国優勝
私は顧問だけど何もしてなくて、生徒たちが頑張ってくれて。
脳死と臓器提供をテーマにしたシリアスな作品、出演はもちろん脚本も編集も、生徒たちで。
もう20年以上前のことですが、NHKホールで優勝カップをもらったときは嬉しかったですね。
(県大会では3位だったのに全国優勝したので不思議でした)rei_250614d