
毎月1回、船場のスタジオを飛び出して「まちの今」をお伝えする「タッキーたんけん隊」。
2022年度は、たくさんの市民のかたに「会いにいき隊!」ということで、いろんな集まりの場へ出かけます!
今回は、夏休み中のこどもたちに会いに行きました!
隊員は、「垣内なおみ」(タッキーBOX火・水)、Momoko(オンガクノススメ木)&初参加!毎週土曜日放送の、らくがきVoiceから、よたさん!
最初は、箕面市立中小学校で行われている「夏休みの宿題応援プログラム」のようすをお伝えしました。
始業式を来週に控える中、夏休みの宿題の「追い込み」を頑張る10人ほどの小学生たちが集まっています。このプログラムは、箕面市内の小学校が放課後や長期休みに実施している、放課後プログラム授業の一環として、特定非営利活動法人アットスクールが協力して開催しています。アットスクールから参加しているのは、現役大学生の先生。ご自身も「夏休みは暇」と語る中で、子どもたちの宿題をサポートしています。

アットスクールでは普段から地域のボランティアとして子どもたちの学習支援を行っています。こどもたちに教えるやりがいを、「勉強が嫌いな子でも、少しずつできるようになる成長過程を見られること」と話していました。
参加した子どもたちからは、「宿題は普通」「あとちょっとで終わる」といった声も。調理実習で学んだことを活かした自由研究や、苦手な漢字練習に取り組む姿がありました。



次は、箕面市立萱野東小学校で行われている、子どもたちの居場所づくりプロジェクト「いまみや てとりや(IMAMIYA TETORIYA)」のようすをお伝えしました。夏休み中の子どもたちの居場所を提供するため、普段は第一土曜日に「今宮こども食堂」を運営している、今宮こども食堂の代表、飯田ひとみさんにお話を伺いました。
「いまみやてとりや」は、朝10時から午後3時まで、子どもたちの居場所づくりを目的としています。午前中はプログラム、お昼にはみんなで昼食をとり、午後のプログラムへと続く構成です。この日は、午前のプログラムとして、パラリンピックの正式種目である「ボッチャ」が行われていて、チームに分かれて熱中していました。参加している子どもたちは「ボッチャは2回目」「(ジャックボールの)奥に投げるときは弱く投げる」など、すでに戦略を立てながら楽しんでいました。初めてボッチャを体験した1年生も「簡単!」「楽しい!」と話していて、学年や年齢に関係なく楽しめるスポーツでした。


また、ボランティアとして参加している地域の大人は、「子どもたちと触れ合うことが自分の励みになる」と話し、世代を超えた交流の場にもなっていました。


最後は、箕面市立多文化交流センターへで、箕面市国際交流協会(MAFGA)が開催している「夏休みの自習室&居場所」のようすをお伝えしました。
同協会の野崎さんによると、MAFGAではこれまでも毎年、自習室を開放していましたが、今年から新たに子どもたちが自由に過ごせる「居場所」のスペースを設けました。寄付されたボードゲームやレゴなどのおもちゃが置かれ、持ち込んだゲームで遊ぶ子もいるなど、勉強だけでなく、遊びも楽しめる空間になっています。朝9時から夕方5時まで利用可能で、お昼ご飯も館内のロビーで食べられるため、一日中涼しく快適に過ごせる場所です。
この取り組みを支えているのは、地域のボランティアのかたがた。子どもたちの出入りを記録したり、一緒に遊んだり、会話を楽しんだりしていて、「自分にとっても楽しい」「とても嬉しい」と、充実した時間になっているようでした。
そして、静かな自習室では、真剣に生物の勉強に取り組む子や、「在来種と外来種」をテーマに新聞作りをする子など、それぞれのペースで熱心に学習していました。


初めてたんけん隊に参加した、大学生・よたさんは「とても楽しかった!研究の参考になりました」ということでした!
次回のたんけん隊は、9月!お楽しみに♪

