
大学の先生や留学生をゲストに迎えたり、いま話題のテーマで討論したり、地域で行われている催しに参加して取材したり、毎月趣向を凝らしてお届けしています。
■発掘!Osaka University
今回は中国・広西省からの留学生、劉彦妮(リュウ・ゲンニ)さんをお招きして、お話をうかがいました。
広西省といえば中国最南部、ベトナムと国境を接する地域です。南寧市で育った劉さんは、天津の大学で環境について学んだ後、大阪大学に留学しました。
話題は、中国の学校教育について。
「本当に大変なんです。朝から晩まで、ずっと勉強、勉強で」
<劉さんの語る、中国の高校生の一日>
・午前7時~正午 授業
・午後3時~6時 授業
・午後7時~10時 学校で自習
ひえええええ!
朝7時~夜10時まで、一日中学校に居ることに!
「中国に生まれなくてよかった」とは、ふらっとちゃっとメンバーたちの率直な感想です。
まさに「勉強至上主義」で、その反面、部活などはあまり盛んではないそうです。
流暢な日本語を話す劉さん。中国にいた頃から、日本のアニメなどで、自然に日本語に親しんできたそうです。
「『テニスの王子様』など、人気がありました。『つばめ返し!』とかすごい必殺技がいっぱい出てくるんですけど、初めて覚えた日本語がそれ(笑)」
ジャニーズなどのアイドルも人気で、KAT-TUNや関ジャニ∞の曲を、主にインターネットで観ていたそうです。
劉さんの今年の目標は?
「アルバイトをしてみたいです。やったことなくて…」
コンビニでもなんでもいいから、ぜひ体験してみたいと語る劉さんでした。