公開生放送「3.11を忘れない」

2015/03/15

wasurenai-13月15日(日曜日)、みのお市民活動センターで行われた「東日本大震災復興支援イベント~3.11を忘れない」。
タッキー816では、会場から公開生放送で、イベントのようすをお伝えしました。
(司会:黄堂あゆ子)

●箕面発!!防災ラジオドラマ
タッキー816応援団の呼びかけにより、市内20団体が参加した「箕面発!!防災ラジオドラマ」。
それぞれの団体が工夫を凝らして制作した作品は、いずれも力作ぞろい。
タッキー816でも紹介し、大きな反響を呼びました。
今回は、その中から2団体にご出演いただきました。

「聖母被昇天学院中学校高等学校、演劇部と文芸部です」
ドラマのタイトルは「この経験を未来へ」。
まずは、実際に作品を聴いてみました。

放課後の部室で、大きな揺れに遭遇した演劇部員たち。
窓ガラスが割れ、破片でケガをしてしまう部員も。
大きな被害を受けた校舎、絶え間なく襲ってくる余震に、パニックを起こしそうになります。
部員たちは、安全な場所まで避難できるのでしょうか…?

文芸部が脚本を作り、演劇部員がタッキー816のスタジオで収録を行いました。
不安な感情などが上手く表現されていて、聴きごたえのある作品に仕上がっていました。
「脚本作りには、実際に校舎の中を移動しながら、場面を想定していきました」
そんな制作秘話(?)も話していただきました。
wasurenai-2続いての登場は、
「レインボーこども会です」
豊川北小校区で活動するみなさん。
防災ラジオドラマ制作に参加したかたのうち、衣笠稟太朗さん・芙美菜さん(小2)の双子のきょうだい、そしてお母さんにご出演いただきました。
レインボーこども会が防災ラジオドラマに参加したのは、呼びかけを知った子どもたちが「やってみたい」と自ら声を上げたのがきっかけでした。
タイトルは「昆虫館にて」。

今日はレインボーこども会の、楽しい昆虫館見学。
ところが、突然の大雨で、帰れなくなってしまいます。
鳴り響くサイレン、はんらんする川、怯える子どもたち。
こんなとき、どうすればよいのでしょう?

脚本から出演まで、すべて子どもたちが担当したこの作品。
衣笠きょうだいは最年少ながら、ドラマの中でしっかりとしゃべっていて、司会の黄堂あゆ子も感心することしきりでした。
wasurenai-3●聖母被昇天学院・聖歌隊チャリティーコンサート
番組の後半では、聖母被昇天学院・聖歌隊のみなさんが素晴らしい歌声を聴かせてくれました。
最初に登場したのは、同学院・小学校コーラス部。
続いて、中高生による合唱が披露され、最後は小中高合同で、心を一つにして声を合わせました。
会場には多くの観客が訪れ、聖歌隊の美しい歌に聴き入っていました。wasurenai-4