毎週土曜日あさ11時よりメイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
寒かったり暖かかったりまさに三寒四温の1週間。一気に春の陽気となった土曜日でした。
年度末、卒業や旅立ちなど胸がきゅんとなる季節、みのたんらじおでも旅立ちソングをたっぷりかけました。一緒に歌ってくれましたか?
さて、箕面市内でいきいきと活動するみなさんをゲストにお迎えしてお話を聞くコーナー「みのおコレ一番!」には箕面観光ボランティアガイドから富田恭弘さんをお迎えしました。久しぶりのご登場の富田さん、ピンクのハンチング帽にピンクのシャツとまさに春、桜の花びらを意識されたコーディネートがとってもお似合いです!
箕面観光ボランティアガイドの1期生でもある富田さん、話のネタは数知れず・・・その中から季節的にも恋しくなる「カルピスと箕面」をテーマにお話ししてくれました。
箕面市稲にあるお寺教学寺の第14代住職三島海雲さんがカルピスの生みの親という話は割と有名ですが、そこからもう一歩踏み込んで誕生にまつわるエピソードを披露していただきました。
三島海雲さんは僧侶としての知識や見聞を深めるために中国へ留学されます。そしてモンゴルを訪れた際、ヤギのお乳を発酵させてできた飲み物を飲むと体の調子が良くなった!という体験が忘れられず、日本に帰ってきてから何とかモンゴルで飲んだ飲み物のようなものを作りたいと会社を立ち上げました。しかし試行錯誤を繰り返しながら完成させた飲み物はさっぱり売れず、友人に相談したところキャッチコピーをつけてみては?とのアドバイスを受け甘くて酸っぱい味からあの有名な「初恋の味」というコピーが誕生しました。結果、初恋の味ってどんな味やねん!!と話題になり爆発的なヒットとなりました。また「カルピス」という名前の由来は僧侶として勉強してきた仏教のサンスクリット語と深いかかわりがあります。カルはカルシウムのカル。ピスはサンスクリット語で2番目にうまい味という意味のサルピスのピス。(なぜ1番の味ではないかというと語呂が合わなかったそうです・・)そしてこれまた有名な白地に水色の水玉のパッケージはカルピスの発売日が7月7日の七夕ということもあって夜空に浮かぶ天の川をイメージしたものだそうです。
発売されてから100年近くも愛される飲み物になったカルピス。これからまた100年後も愛されていることでしょうと、未来に思いをはせてお話は終わりました。
4月の箕面観光ボランティアガイド オープンハイキングは8日(水)です。あさ10時に阪急箕面駅前観光案内所まえ集合です。
今回は才が原・雲隣台コース8kmのコースです。山桜もまだまだ見頃かと。ガイドの皆さんの解説を聞きながら楽しく歩いてくださいね。
2015年3月28日(土)みのたんらじお朝11時放送