剣を振り下ろし、そして舞う。大日本正義流剣舞術 宗主 多田正満さん、山中悟さん登場!

2015/05/09

 さまざまな分野でガンバッテイルみなさんを応援する「エール・マガジン」(土曜14時15分放送)に、日本吟剣詩舞振興会から、副会長の多田正満さん、山中悟さん登場!背筋を伸ばしてお迎えさせていただきました。
150509_1 多田さんは、大日本正義流という「剣舞」の流派の宗主でいらっしゃいます。その歴史は、明治40年道場開設にさかのぼり、108年!お隣川西市にある多田神社に道場があり、山中さんはこの道場で鍛錬を積んでいらっしゃいます。
 「吟剣詩舞」とは、漢詩や和歌、俳句、近代詩を歌い、それに合わせて刀や扇を持って舞い踊る芸術だそうです。明治時代に廃刀令が出され、武士が刀を持って歩けなくなくなったときに、武芸者たちが剣術試合の合間に剣舞したのが始まりといわれています。剣を振り下ろしピッシッ!と止める。そして舞う。厳しさと美しさが一瞬にして切り替わり、空気を変える。息をひそめて魅了されていく瞬間。奥が深い日本の伝統です。
 そんな剣詩舞を箕面で見るチャンスがあります!「第38回全国剣詩舞コンクール大阪府大会」が、5月24日(日)、グリーンホールで行われます。大阪府の代表を選出する大会で、116人が剣舞、詩舞を披露します。日頃の剣詩舞道精神の成果を競い、優れた剣詩舞道人を発掘する大会です。
 どなたでもご覧いただけます。ぜひ、日本の伝統の武道芸術を味わってみてください!
 今後の目標としては、多田さん「この日本伝統芸能をこれからも守り伝えていきたい」、山中さん「剣舞をいろいろな人に知ってもらいたい」と静かにしかし熱く話してくださいました。山中さんは、コンクールではエントリーナンバー65番で出場されますよ!

◇「第38回全国剣詩舞コンクール大阪府大会」
 5月24日(日)午前10時30分開場、グリーンホール、入場無料