与那国島の昆虫館「アヤミハビル館」松本幸太郎さんが箕面公園昆虫館へ@くるびーだより

2015/06/14

 箕面公園昆虫館 久留飛克明館長のよもやま話をお送りしている「くるびーだより」に、日本最西端与那国島にある昆虫館の専門員 松本幸太郎さん(写真左)がお越しくださいました。
c150614 久留飛館長とは、大学の同級生。数年前の久しぶりの再会から、箕面公園昆虫館の蝶の幼虫のエサとなる植物を与那国から送ってもらうようになり、折々に情報交換を行い、今回、箕面公園昆虫館へ学芸員の研修に来られています。
 与那国島の昆虫館の名前は「アヤミハビル館」。与那国の言葉で「アヤミ」は美しい、「ハビル」は蝶のこと。館では、主に、世界最大の蛾 ヨナグニサンが展示されていて、ヨナグニサンをアヤミハビルと呼んでいるそうです。日本では八重山諸島にだけ生息するヨナグニサン、なんと両手を広げたくらいの驚愕の大きさ。しかも、模様が美しく、なんともダイナミックな蛾。モスラのモデルになったとか。cP2087475_edited-11そんなヨナグニサンの話や、与那国島が石垣島よりも台湾の方が近く、風のある日は、いろんな昆虫などが風に乗ってやってくる話、今後の箕面公園昆虫館とのネットワークなどについてお話いただきました。
 今回、アヤミハビル館から箕面公園昆虫館に、松本さんと一緒にサソリがやってきているそうです。メスのお腹には赤ちゃんがいるそうなので、生まれたら、母サソリの背中にのる赤ちゃんサソリが見られます。楽しみです!

◇「くるびーだより」毎月第二日曜日15:30~16:00放送(当日22:30~23:00、翌月曜日15:30~16:00再放送)