泉州は日本のタオル発祥の地@発見!技あり日本

2015/07/29

「モーニングタッキー」第5水曜日放送の「発見!技あり日本」では日本が世界に誇る技や特産品をご紹介しています。
今月は、大阪市泉佐野市の大阪タオル工業組合理事長 中沢茂さんに「泉州タオル」についてお話を伺いました。
150729_wazaari2日本のタオル発祥の地が大阪・泉州だったということをご存知ですか?
イギリスからタオルが輸入されたのは明治に入ってすぐのころ。最初は襟巻きとして使われたていたそうです。
泉州はもともと綿花の産地で、綿織物が盛んでした。
明治20年、白木綿業者であった里井圓次郎さんがパイルを作る機械の開発に成功。
これが日本のタオルの始まりです。
原料の綿が取れることはもちろん、タオル作りには良質な水が欠かせません。
泉州は和泉山脈水系からの良質な水に恵まれていたこともあり、以後120年以上タオル作りが続けられてきました。
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泉州タオルといえば「後晒し」。
綿の糸を織りやすくするために糊付けし、織り上げ、縫製・染色した後で水洗いをすることによって、不純物が取り除かれ清潔であり、吸水性も抜群です。
150717_senshutowel3Web泉州タオルは生活に根付いたタオルで、誰もが意識せずに使ったことがあるはずです。
でもこれからは、品質が違う輸入品と混同されることがないよう「泉州タオル」というブランドを意識していただけるよう、広報活動にも力を入れたいとのこと。
年に数回行われるPRデイの一つが関西国際空港でのお振る舞いです。
近々の予定としては、8月30日(日)に開催されるそうですよ。
午前10時から、ターミナル各所で行われる泉州タオルのプレゼントは、
いつも1時間ほどで終わってしまうほどの人気だそう。
当日関空に用事がある方は要チェック!。

詳しくは公式HPをご覧ください→泉州タオル館

箕面は繊維団地を要するため、泉州タオルとはご縁があります。
大阪の南と北に分かれてはいますが、実はとても近しい関係なのでした。
これからタオルを使われる時、泉州タオルかどうか意識してみてくださいね。

【プレゼント】
「大阪タオル工業組合」様から、吸水性抜群で風合いの良いフェイスタオル カバーヤーンの2枚セット(2,000円相当)を5名のかたにプレゼント。
 ↓プレゼント品
150717_sensyutowel4Webご希望のかたは 住所、氏名、ご連絡先を明記の上「技あり日本 泉州タオル」係まで。
816@minoh.net
締め切りは8月4日(火)、当選者発表は5日(水)「モーニングタッキー」で。
ご応募お待ちしています。
(千波留)