毎月 第4水曜日「モーニングタッキー」の中でお送りする「女子力向上委員会」では、
自分史上一番輝くワタシを目指して女子力アップに関する情報をお伝えしています。
今月はスタジオに、カイロプラクターの鴛海(おしうみ)晴美さんをお迎えしました。
鴛海さんは、ずっと司会やナレーションなど声のお仕事をされていました。
10年以上前、千波留は鴛海さんの発声レッスンを受けていたのです。でも当時はカイロプラクターではなかったはず。
カイロプラクターになられた経緯が壮絶です。
電車や車、バイク、自転車など、数々の事故を経験された鴛海さん。
自らを「女ランボー」「強運の女」と呼んでいたそうですが、筋肉が衰えてくる50歳前後に異変がおこりました。
事故の後遺症である首のヘルニア(いわゆるムチウチ)を、我流でバキバキ鳴らしてしのいでいたのに、それができなくなったんだそうです。
同時に絶え間ない吐き気に悩まされるようになりました。
病院に行っても解決しない、そんな鴛海さんの首を救ってくれたのがカイロプラクティクでした。
カイロプラクティクとは、背骨や骨盤の歪みを徒手によって強制する治療法です。
大変な状態から脱出できた鴛海さんは勉強を重ね、いつしか施術される側からする側になっていたのでした。
鴛海さんが患者さんに指導されているのは「眠る環境」「栄養」「運動」の3つ。
・それぞれの首にあった枕と、適度な硬さのマットで眠ること。
・ある程度の年齢を経た後は、サプリメントで上手におぎなうこと。
(特に関節の潤い補充は大切)
・簡単で毎日の習慣にできる運動を続けること。
具体的に女子力アップにつながる運動も教えていただきました。
自分でできる緩やかな骨盤矯正運動です。
床に寝転び、両足を揃えて膝を立てます。両膝を揃えたまま、膝を左右の床につける。これを何回か繰り返すと骨盤が柔軟になります。
寝転べない場合は、立ってできる骨盤運動を。
両足を少し広げて立ち、ゆるゆると腰を回すだけ。
どちらも簡単な運動ですが、毎日続けると確実に体は変わってくるそうです。
今日からLet’s Try!!
鴛海さんは、ワゴン車を改造した「動くカイロ施術院」をつくられました。
口コミでいろいろなところから来て欲しいと依頼があるそうです。
ご自分の辛い体験から、カイロプラクティクに行きたくてもいけない人のために、出張カイロでこれからも頑張りたいとおっしゃる鴛海さんでした。
【こぼれ話】
発声の師匠と約10年ぶりに再会した千波留。
差し向かいで話し、いつ「姿勢が悪いよ」「お腹から声が出ていないよ」と
ダメ出しをいただくかと、緊張しっぱなしでした。
それを知ってかしらずか、お茶目な表情の師匠・鴛海さんなのでした。
(千波留)