まちのラジオ第2週 「大阪大学レゴ部」より大迫聡さん、若田智之さん

2015/09/10

↑若田さん 大迫さん↑

↑若田さん 大迫さん↑

箕面の主な活動グループが週替わりでお送りする「まちのラジオ」。毎月第二木曜は、大阪大学社学連携事業。大学と社会のつながりをテーマに放送しています。
今回は「大阪大学レゴ部」から、大迫聡(おおさこ・さとし)さん、若田智之(わかた・ともゆき)さんにお越しいただきました。
今回お二人には、大阪大学で活動中のレゴ部の活動内容と、レゴ®ブロックの面白さについてお聞きしました。
大阪大学レゴ部は2012年に設立されたレゴ®ブロックを通じて、社会や関西の子どもたちに社会貢献する集団です。これまでにも数多くの公共施設や商業施設でワークショップを成功させ、テレビや新聞などの様々なメディアで取り上げられるほど、その活動の様子は社会に広く認知されています。
今年の夏には、近鉄百貨店上本町店で「うえろくワークショップ教室」や、心斎橋アートスペースLoopAでの作品展示などを行ったそうです。今後も10月4日には万博記念公園駅で展示会を行い、大阪大学の学祭「まちかね祭」でも展示会を行うそうです。
また、レゴ®ブロックについては、子供のみならず、大人も楽しめるレゴ®ブロックなど、ワクワクするようなレゴ®ブロックの魅力を語っていただきました。

■大阪大学レゴ部ホームページ

若田智之さんのホームページ「LEGOROBO」

lego-2↑はいてるのにはいてない!? デビルマン↑
若田さんには、作品をスタジオにお持ちいただきました。
「うーん、これはすごい!」
最新のお笑い芸人に、デビルマンは変身前/後の姿を。
「チョコレートの詰め合わせ」これは色といい形といい、本物そっくりです。チョコに乗ってるアーモンドは、ミニフィグ(人形)の髪の毛パーツを二つ組み合わせて作ってあるのが泣かせます。
極めつけは、映画「ローマの休日」より、スクーターに二人乗りしているグレゴリー・ペックとオードリー・ヘップバーン。
…マジかわいいんすけど!?
これらの作品は、それ専用のキットがあるわけではなく、いろいろな部品を工夫して組み合わせることで作られています。
他にも、若田さんにはオリジナルのロボットなど多くの作品があります。超大作「ゴジラ」は、その大きさと迫力のみならず、口が開く!目が動く!前に進む!放射能…は吐かないものの、不気味なゴジラのテーマ音楽が聴こえてきそうです。
実は若田さん、阪大生ではありません。大阪大学レゴ部のユニークな点は、阪大生でなくても入部できるところで、社会人のレゴ愛好家も多く参加しているそうです。lego-3
lego-4レゴ部を立ち上げた初代部長・なかやまかんなさんは、世界で13人しかいない「マスタービルダー」の一人です。これは、世界各地のレゴ®ブロックのテーマパークに各一人ずつ認定される達人のことで、なかやまさんは今年行われたコンテストで優勝し、栄誉ある称号を獲得しました。
 11月に行われる大阪大学の「まちかね祭」では、レゴ®ブロックで作られた全長3メートルの「マチカネワニ」が登場します。製作費は、なんと100万円!他にも感動的な作品が数多く出品される予定で、マニア必見の展示となります。
 大活躍の大阪大学レゴ部のみなさんですが、目下の悩みは「部室がないこと」。
…どうでしょう、いっそレゴ®ブロックで部室を作っては?
「あ、それいいかも(笑)」