タッキーサンタ楽団、イブのまちを往く(1)…中途障害者作業所「いきがいワーク」でLet’s Sing!

2015/12/24

tanken1-1 毎月1回、船場のスタジオを飛び出して「まちの今」をお伝えする「タッキーたんけん隊」。
今回はクリスマスイブの日、ということでスペシャル・エディション。ゲストに声楽家の松下弥生(まつした・やよい)さんを迎え、クリスマスソングの出前演奏を行う「タッキーサンタ楽団」を臨時結成し、勢いよくスタジオを飛び出しました!
メンバーは梅澤紀子(タッキーBOX木曜日パーソナリティー)、的場純平(オンガクノススメ水曜日DJ)ほか。衣装もサンタコスチュームでばっちり決め、トナカイの引くソリに…は乗らずにいつものタッキー号に乗り込んで、いざ出発!
第1の目的地、中途障害者作業所「いきがいワーク」までは5分足らず、近っ!
船場西1丁目、ライフプラザ前の坂を下った左手にある白いビル、その1階部分が「いきがいワーク」です。午前10時、ちょうど作業者のみなさんが到着して、これから作業にかかろうかという前のひととき。タッキーサンタ楽団、あたたかい歓迎を受けました。
中途障害者とは、病気や事故により後天的に障害者となった人のことです。「いきがいワーク」ではそんなかたに働く場を提供するため、作業所を運営してきました。木工、さをり織り、製パン・製菓など…作業所の中は光がよく入って明るく、壁に並んだ色とりどりの巻糸がとても鮮やか。白木の製品の香りがする中、和気あいあいとみなさん作業に励んでいます。tanken1-2忙しい中、時間をいただいて、クリスマスソングを披露するタッキーサンタ楽団。作業所のみなさんもちゃんと歌詞を用意して、一緒に歌って楽しみました。「赤鼻のトナカイ」「サンタがまちにやってくる」明るい作業所の雰囲気にぴったりで、拍手と笑顔をたくさんもらったタッキーサンタ楽団、まずは上々の滑り出しです!
疾風のように現れて、疾風のように去って行く。まるで○光仮面のようなタッキーたんけん隊、それはいつものことですが、できたら手織りや木工の製品もじっくり見てみたかった…ということで、興味のあるかたはこちらをご覧ください。
中途障害者作業所「いきがいワーク」tanken1-3