毎週土曜日あさ11時からメイプルホールロビーから公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
おすすめの週末イベントを紹介したり、ゲストをお招きして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。
今週は「みのおコレ1番」のコーナーに箕面観光ボランティアガイドの清野彰治さんをお迎えしました。およそ2.3年ぶり3回目の登場となる清野さんはMVG5期生。現在6人となった同期の仲間とで忘年会・新年会・定例会と集まってはワイワイ飲んで食べて話に花を咲かせて楽しい時間を過ごしているそうです。今年もメンバーやお客さんと楽しく話をしながらパワーをいただいて元気に過ごすことが目標です。
そして今回のテーマは箕面市内に残る「庚申信仰のお話」です。庚申さんなんて親しみをこめて呼ばれていたりもします。歴史は古く平安時代に中国から伝わり、箕面では江戸時代に広まりました。一番古いもので1667年に建てられた新稲の石塔があり、今も15基の石塔石仏が残っていて、地域の人たちに大切にされています。
庚申信仰とは…人間の体の中には悪知恵・詐欺、浮気や暴飲暴食など悪さを働く虫がいて、60日に一度人間が寝ている隙に体から這い出てきて、帝釈天に告げ口して寿命を縮めてしまうその虫を抑え込むために、寝ずに近所の人たちと集まって宴会を開いて帝釈天の使者・青面金剛をおまつりしていました。「きっと昔の地域のレクレーションの場として、また交流の場としてみんなが集っていたのでしょうね。」と当時の人々の暮らしに思いをはせました。
箕面市内に残る庚申さんは青面金剛の姿や梵字を彫った石塔で、今でもほとんどがお花やお供え物で飾られています。地域のお地蔵様として町の安全をお願いしていてお祀りされているのでしょうね。
2月のオープンハイキングは6日(土)と27日(土)です。
2016年1月30日(土)あさ11時放送 みのたんらじお