モーニングタッキー」第5水曜日放送の「発見!技あり日本」では日本が世界に誇る技や特産品を
ご紹介しています。
今月は、日本の食の代表「お米」について、安曇野高橋農園の高橋克幸さんにお話を伺いました。
高橋さんはもともと、大阪でサラリーマンをされていました。(学生時代は箕面市小野原にお住まいだったそう)。
ところが5年前、長野県安曇野の風景に強く惹かれ、サラリーマン人生が約半分過ぎた時点で農業へ転職されたのでした。
長野県が農業への新規参入者に対して行う農業研修に参加。技術を習得しました。
現在お米以外にプチトマトやその他の野菜を栽培されているのですが、ビニールハウスなども自分で建てたそうです。
安曇野高橋農園のお米作りのこだわりは
●農薬使用回数を極力おさえ、田植え後10日以降農薬未使用
●肥料は植物由来の有機肥料を使用
●北アルプスからの水を使用
●稲刈り後の乾燥方法は天日干し
●もみ殻のついた状態で保管。
多少効率が悪くても、おいしくて安全なお米を作りたい、という気持ちがこもったこだわりです。
「想像していた以上に農業は体力的に大変でした。若いうちに決意していて良かった…」
高橋さんに様々なことを教えて下さる近隣の農家さんの中には80代で現役のかたも多数。
若いころからずっと続けていらっしゃるからこそ、ご高齢でも現役でいらっしゃるのでしょう。その方たちの技を引き継ぐ若者が今後も増えるといいですね。
実は高橋さんと千波留は、かつての同僚でした。
そこで、直接安曇野に伺って取材させていただいたのですが、一緒に働いていた頃には、まさか将来、こんなふうにインタビューでお米について語り合う日が来るとは思いもしませんでした。
高台から見た安曇野の景色は本当に美しかったです。
この美しい田園風景について高橋さんは
「自分で農業に携わって実感したのですが、日本の美しい田園風景は農家が一生懸命畑を耕して、
作物を作るからこそ保たれるんです。どうかお米を食べてください。そうすることがこの景観を守ることになるんです。僕たちも頑張っておいしいお米を作りますから」と話しておられました。
今回の「発見!技あり日本」で発見したのは、お米作りのご苦労やワザだけでなく、もっと根本的な
日本の風景を守るワザだったのかもしれません。
【プレゼント】
安曇野高橋農園でこの秋収穫されたばかりのお米をプレゼント!!
新米コシヒカリ1kgを10名のかたに。
ただし、タッキーまで受け取りに来てくださる方に限らせていただきます。
ご希望のかたは 住所、氏名、ご連絡先を明記の上「技あり日本 お米プレゼント」係まで。816@minoh.net
締め切りは11月5日(火)、当選者発表は6日(水)「モーニングタッキー」で。
ご応募お待ちしています。
(千波留)