オリジナルラジオドラマ「水色の街」@劇団「すずしろ」アワー

2016/02/13

 シニア劇団「すずしろ」の有志のみなさんが、趣向を凝らしたテーマでお送りする・劇団「すずしろ」アワー。2/13はオリジナルラジオドラマ「水色の街」を放送しました。
 1998年秋、雨の日の午後。小さな喫茶店の片隅でカレーライスを食べている老人。
「優しい味ですね。実に美味しい。」喫茶店のママに話しかける老人。
「…実は僕、ファンなんです。貴方の。」喫茶店のママはかつてたった一枚、『水色の街』というレコードを発売した歌手だったのです。
ママと老人の会話、そして雨の音が静かに心に沁みてきます。
ママの過去。老人の過去、戦争で引き裂かれた恋。老人とママの関係が二人の言葉のやりとりから見えてきます。
ぐっと来る大人のラジオドラマでした!

作者とキャストのみなさん

作者とキャストのみなさん

 次回は、2/27放送。「秋田啓子のすずしろヒストリー」と題してお送りします。劇団「すずしろ」の演出家 倉田操さん登場です。お楽しみに!

◇劇団「すずしろ」アワー 第2・4土曜朝9:30放送(再放送・翌金曜15時)