まちのラジオ第2週 ゲスト・村上秀明准教授(大阪大学大学院歯学研究科)

2016/03/10

murakami-1 箕面の主な活動グループが週替わりでお送りする「まちのラジオ」。毎月第二木曜は、大阪大学社学連携事業。大学と社会のつながりをテーマに放送しています。
3月10日の放送では、大阪大学大学院歯学研究科准教授・村上秀明(むらかみ・しゅうめい)さんをゲストにお迎えしました。

■舌がんの研究
村上先生が臨床研究されているのは、舌にできるがん=舌がんの治療法です。舌がんは口腔で発生するがんの約90%を占めます。
治療法には、がんを外科手術で取り除く方法がありますが、舌の一部を取り除くので、味覚障害が副作用として起きる可能性があります。そのため、村上先生は全身麻酔下に舌に細いチューブを刺して留置し、そこから放射線を当てる組織内放射を用い、副作用をなるべく抑えられるよう、日夜研究されています。
その他、村上先生は「味覚を脳がどのように感じているのか」についても研究されています。甘い、辛い、苦いなど、様々な味がありますが、その味それぞれで脳の反応が変わるそうです。甘さを感じれば甘いと感じる脳の部分が反応し、苦いと感じれば苦いと感じる部分が…この研究が進めば、いずれ舌がんの治療などで味を感じることができなくなった方も、再び甘い、辛い、苦いなどの味を感じることができるようになるかもしれません。今後の研究成果に期待が膨らみます!

■野球への情熱
子どもの頃から野球に打ち込んできたという村上さん。大阪大学在学中、阪大野球部としては快挙となる、全国大会への出場も果たしました。
「今でこそこんなんですが(笑)、当時は1番打者でサードを守っていました」
きっと俊足好打、高い出塁率で恐れられていたんでしょうね。
「いや、実は…当たってないのに『当たった』とアピールするのが上手かったんです」
それはともかく、現在も阪大野球部の部長として活躍しているそうです。

■乃木坂に泣かされた空の旅
先日の出張で乗った飛行機でのエピソード。
暇つぶしに、機内で流れるミュージックビデオを、村上さんは眺めていました。
「乃木坂46の『今、話したい誰かがいる』というのが流れてました。今、こういうアイドルが流行ってるのか。ふーん」

ポタッ ポタッ

客室乗務員A(なあ、あのお客さん…さっきからえらい泣いてはるけど、どないしはったんやろ)
客室乗務員B(げっ、アイドルのイメージビデオや!まあ、ときどきああいう人いてるけどな)
客室乗務員A(あんた、ちょっとこれ持ってったりぃや)
客室乗務員B(なんでうちが!?)

「お客様、こちらのおしぼりをお使いくださいませ」

男・村上、機内で涕泣…!?
さすがにちょっと恥ずかしかったそうですが、それだけ見ごたえのある感動的なストーリーだったそうで「みなさんも、ぜひ観てください」と大プッシュの村上さんでありました。