まちのラジオ第2週 「くずし字アプリ」を開発!ゲスト・飯倉洋一教授(大阪大学大学院文学研究科)

2016/04/14

machi-1 箕面の主な活動グループが週替わりでお送りする「まちのラジオ」。毎月第二木曜は、大阪大学社学連携事業。大学と社会のつながりをテーマに放送しています。
4月14日の放送では、大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻教授の、飯倉洋一さんをゲストにお迎えしました。

放送では江戸時代の歴史的典籍をいくつか紹介させていただきました。まずは江戸時代の漢字学習帳。この時代から絵描き歌ならぬ漢字覚え歌があったのは驚きでした。そして、「文のはやし」。これは今風に言うと「ラブレター用例集」です。かなり俗っぽい出版物がこの時代にでていたことも分かります。また、放送では紹介できなかったのですが、着物に付いている「紋」の読み方であったり、「町娘辞典」ともいえる、城下のどこに可愛い娘がいるといった本もでているそうです。収録時には飯倉先生が実物を数点お持ちになっており、時代感も感じられる本が並びました。machi-5

・くずし字学習アプリ「KuLA」について
まなぶ・よむ・つながるモジュールがあり、勉強するだけでなくくずし字を学んでいる者同士つながることができ、大変面白いアプリになっています。
ダウンロードはGoogle play もしくは app store で「KuLA くずし字」で検索していただくとできます。
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・近世中期時代の文学の話

上田秋成の自筆

上田秋成の直筆

そして飯倉先生の研究対象でもある「上田秋成」の話。浅茅が宿、青頭巾などが有名な雨月物語は聞いたことのある人がいらっしゃるのではないでしょうか。一般的には「怖い」「ものがなしい」といった感想をもつ作品ですが、当時は世に噂されることもなかったそうです。そして、収録時に飯倉先生は上田秋成直筆の歴史的典籍ををおもちいただいており、文章だけでなく文字が書かれている紙にも趣向が凝らされている大変貴重な資料でした。