赤ちゃんの「歯」のケアについて@デイライトタッキー「みのおママの学校~じょさんしカフェ」

2016/04/14

 毎月第2木曜日11時放送「みのおママの学校~じょさんしカフェ」。子育てママを総合的にサポートする、日本でたったひとつのユニークな学校「みのおママの学校」がラジオを通して毎月子育てに関するさまざまな情報を発信しています。4月は、赤ちゃんの「歯」のケアについてお話いただきました。
 cDSCF0234 こんにちは!みのおママの学校 谷口陽子です。
4月、新しい年度がスタートしましたね。
こどもたちも進級し、新たな環境にワクワクとドキドキの毎日♪
慣れるまでは心も身体もお家でリラックスできるように関わりたいものですね。

さて今月のご質問です♪

Q.生後6カ月です。歯が生えてきました!どのようにケアしたらいいのか教えてください。(さやかちゃんママ6カ月)

A.生えたばかりの赤ちゃんの歯、かわいいですよね♪
歯磨きはいつからしたほうがいいですか?とか、歯磨き粉はつけたほうがいいですか?とか歯がはえて授乳のときにおっぱいを噛むのですが…など、歯やお口のケアに関する質問は意外に多いです。
 生え始めの赤ちゃんの歯はやわらかくでデリケートです。赤ちゃん用の歯ブラシやガーゼなどで磨いてあげるといいでしょう。指サックのようにママの指にはめて磨けるタイプのものもあります。
 よく質問されるのは虫歯についてです。虫歯になるので母乳をやめるほうがいいですか?など。
結論から言うと、母乳が直接虫歯の原因になるとは限りません。母乳に含まれる主な糖は乳糖(ラクトース)で、お菓子やジュースに含まれる糖(ショ糖)とは糖の種類が異なるからです。母乳の中の乳糖は虫歯にはなりにくいと言われています。

水で虫歯になる確率は0%、10%の砂糖水では1%、母乳だけでは0.01%だそうです。しかし母乳と砂糖を混ぜると、虫歯になる確率は1.3%まで上がってしまいます。これは母乳だけのときは虫歯になりにくかったけれど、離乳食が始まったら虫歯になりやすいということになります。つまり食事やおやつの食べカスが残ったまま母乳をあげることで、虫歯を作りやすくしているのです。特に夜の寝かしつけのときに母乳を飲んでいる場合は注意が必要です。
 授乳によってできる虫歯には特徴があり、上の前歯の裏側に虫歯ができやすくそこに食べかすが残っていて授乳すると虫歯になりやすいと言われています。まずはそこから磨き始める癖をつけましょう。
最初の乳歯は下の歯から生えるので、ついついそこから磨いてしまいがちですが、こどもの歯磨きは手早くしないとあっという間に飽きて泣いて暴れますよね。下の前歯は比較的虫歯になりにくいのでそこに時間を割いてしまうのはもったいないです。ですから最初は前歯の裏側、それから表側→横の上の歯→下の歯という風に磨くといいですね。
3歳くらいまでのちいさなこどもの歯磨きは嫌がったりぐずったりと大変なこともありますが、歯磨きの習慣づけはとても大切です。楽しい雰囲気を作りながらできるといいですね。少しでも上手にできたらお子さんを褒めて抱きしめてあげてください。1日3回しっかり磨くのが無理なら、1回だけでもしっかり磨くようにしてください。個人差はありますが、離乳食が始まる頃と歯が生え始める時期が重なることが多いように思います。離乳食が始まったら、歯をきれいにしてから母乳をあげるように心がけましょう。そうすれば長く母乳をあげることもできると思います。
 母乳以上に注意が必要なのは、哺乳瓶でジュースをあげている場合です。格段に虫歯ができやすい環境ですので、特に気をつけるようにしてください。
 もともと生まれたての赤ちゃんには虫歯菌(ミュータンス菌)はないと言われていますが、生後なんらかの形で口の中に虫歯菌が入ってくることで虫歯の原因になることが分かっています。食べ物を噛み与えしたり、スプーンなどの使い回しをしたりキスしたり。虫歯菌の感染はとくに1歳半から2歳7カ月の間に集中しているそうで、この時期を過ぎるとお口の中の菌のバランスが安定するそうです。ただ虫歯菌の感染を恐れるあまりキスや頰ずりしないなんて寂しいです。このかわいい時期の赤ちゃん、いっぱいママやパパとスキンシップしてほしいと思います。虫歯の原因は虫歯菌が全てではありません、赤ちゃんの歯の質やお口の環境などの要因もあります。そういう意味では親ができる一番大切なことは虫歯になりにくい環境を作ってあげることです。それにはママやパパ自身も虫歯にならないようにお口のケアをすることが必要だと思います。

 環境や習慣を整えることでできる虫歯予防はたくさんあります。
食べたら磨く習慣、6歳くらいまでのこどもはまだ上手に歯磨きできないので仕上げ磨きをしてあげる、おやつの内容や量、時間を決めてだらだら食べないようにするなどです。
 
 歯磨き粉の使用に関してはお子さんが上手に口をすすげないとお口のなかに歯磨き粉が残ってしまうので、ぶくぶくうがいが上手にできるようになってからでいいと思います。乳歯のうちは水だけでも十分だといわれています。

 歯が生えたばかりの赤ちゃんがママのおっぱいを噛んだりすることはよくあります。まだまだ小さい歯ですが、噛まれるとすごく痛いです。噛まれてママが痛がるようすがおもしろくてわざと噛んでいる赤ちゃんもいます。冷静に「痛いからやめてね」と伝えるようにしましょう。しだいに噛まなくなることもあります。それでも実際におっぱいに傷ができたりした場合はかかりつけの産婦人科などに相談してください。
 
 歯はいろいろな意味で健康に生きるために重要なもの!乳歯のあとの永久歯は、長生きすると80年以上使うことになります。一生の健康をプレゼントするという意味でも、小さいうちからしっかりとケアをしてあげたいですね♪

☆6/25(土)開催!
箕面市立メイプルホールで「嫌われる勇気」の著者 岸見一郎先生の講演会を行います!
詳しくは→みのおママの学校ホームページ

■みのおママの学校~じょさんしカフェ 毎月第2木曜11時放送(再放送:当日の夜19時45分頃)