まちのラジオ第3週 どっこい三味線&ごった煮座…ウィーンっ子を黙らせた歌声、黄金の間に響く

2016/04/21

gottani-1箕面の元気な活動グループが週替わりでお送りする「まちのラジオ」(木曜午後3時、再放送は同日午後9時、翌日曜午後1時)。毎月第3週は、「どっこい三味線」と「ごった煮座」の二つのグループが協力して番組を制作しています。
 両グループの合同制作となったのが、去年の4月から。丸一年が過ぎ、二年目に突入です。
 どっこい三味線の篠山恭子さんからは、先日海外に行ったお話。
「ウィーンに行ってきました」
えっ、ウィーンって、あのウィーン!?
三味線弾きの篠山さんは、阿波踊りの連にも参加しています。そのつてで、急に依頼が回ってきたウィーン公演。もともと予定していた演奏者がキャンセルになったためだそうで、篠山さんは家族を説得して、ウィーン行きを実現しました。
 会場は、あのウィーンフィルのホームグラウンド、カラヤンや小澤征爾も舞台に立ったという「ウィーン楽友協会」の大ホール。反響版が生み出す響きは世界最高と評され、「黄金の間」とも呼ばれています。
 そんな超絶凄いホールに立った篠山さん、ですが会場はざわざわ。休憩時間明けのタイミングで、さしもの篠山さんもとまどいますが、主催者からは「早くやれ」のサイン。仕方なく、篠山さんは歌い始めます。
「音の反響が凄くて、さすがに世界最高のホールだと実感しました」
そして歌が始まると、あれほどざわついていたホールが静まり返ったのです。耳の肥えたウィーンっ子を黙らせた、篠山パワー恐るべし。世界に通用する実力です。
そうだ、次はカーネギーホール公演なんか、いいんじゃないですか?
柴田さん「観客がネギ背負ってくるっていう、あのホール?」
みなさん「・・・・・・・・・・・」