しあわせの道しるべ:第10回(7/3放送)槙 邦彦さん

2016/07/03

『幸運(しあわせ)の道しるべ』(30分番組)

毎月第1日曜 15:30〜
(再放送:同日夜22:30〜、翌月曜15:30〜)

誰にでもある人生のターニングポイント。
そのとき、何を感じ、どう選択していったのか。

フリーライター・コーディネーター 中村のりこが、
公私で出会う素敵な方々を毎月ゲストにお迎えして、
その方の人生の転機についてお話を伺っていく対談番組です。

大きな波を起こすものではないけれど、
ラジオを聞く人の心に、小さな道標ができる。
そんな番組をめざしています。

今回のゲストは・・・

NPO法人長居公園元気ネットのメンバー
フリースペース「オシテルヤ」運営

槙邦彦さん

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教育大学を卒業後、学童保育指導員時代を経て、バンド活動でメジャーデビューを目指し、上京。その後、帰阪し、27歳で学校での講演活動を行う「劇団KIO」に関わるようになった槙さん。
学校営業でガンガン働いていた中で、心も疲れていきました。
そんな中で、立ち寄った神社で出会った狛犬が、のちの人生感を変えることになりました。
そして、35歳車いすの子との出会いから、車いす生活者のヘルパーとなり、現在のオシテルヤの運営へとつながっていきました。

最初は、車いすの人たちの休憩できる場所だったものが、どんどん広がって、今では車椅子の人だけでなく、ニートの若者の就労支援、生活困窮者のかたたちの就労支援などを行ったり、子育てサークルの活動場所になったり、地域の人たちが集まる場所となっています。

今後の目標は…
個人としては、バンド活動を続け、亡きおばあちゃんとの約束「紅白出場」。
そして、オシテルヤとしては、さまざまな人の生きていく方法、仕事作りを行ない、お互い支え合いながら、感謝して行けるような場所を他にもたくさん出来ればいいなと思っていると話してくださいました。

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【槙さんからの“道しるべ”メッセージ】
バンド「コマイナーズ」を始めた頃は、勝ち犬・負け犬という言葉が大きく取り上げられていた時代でした。今の社会の仕組みの中で、ちょっとでもメジャーになりたいという多数派「小(コ)メジャー」の中にいて、勝ち犬・負け犬ではなく、狛犬で行きましょうという思いから「小(コ)マイナー」を名乗りました。
多数派でなくとも、ひとりひとりが自分の役割をやっていけばいいし、
それを認め合って行ければいいと思います。
みなさん、コマイナーで行きましょう!

槙さん、ありがとうございました。

次回の『幸運(しあわせ)の道しるべ』は…
 8月7日(日)15:30〜
 (再放送:同日夜22:30〜、翌月曜15:30〜)

次回もお楽しみに!

<放送の聴き方>
■ラジオで聴く(FM81.6MHz)
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