千田翔太五段「棋力向上」の道を語る@エール・マガジン

2016/09/17

 ガンバッテイルみなさんを応援する土曜日の「エール・マガジン」(14:15on air)に、9/17(土)、プロ棋士 千田翔太五段登場(写真左)!「棋力向上」への道を語ってくださいました。
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 2005年、小学5年生のときに初めてタッキーに出演してくださった千田五段。箕面で将棋が強いキッズとして名を馳せていらっしゃり、そこで出演をお願いしたことがきっかけでした。その後、中学2年生、プロ棋士に入った高校卒業時、プロ1年目の2014年1月(当時のブログ)と2015年1月にもお電話で出演していただいています。
 今回は6回目のご出演です。打ち合わせ時間に現れた千田五段は、礼儀正しく深々と頭を下げスタジオに入ってこられました。
昨年のNHK杯テレビ将棋トーナメントでは、同じく箕面在住の糸谷哲郎八段を下し、村山慈明七段との決勝戦に挑み、タッキースタッフも手に汗握り応援しました。今年のNHK杯テレビ将棋トーナメントも着々と勝ち上がり、9/18には解説者としても出演されます。
 「以前の出演時よりも確実に強くなっている」というのはご本人の談。強くなるために何をしたか。棋力向上を1番に、コンピューター将棋を取り入れ磨いていらっしゃいます。開発されてる将棋ソフトは人間的な弱みが無く、一手一手にその一手の良し悪しを数値化してくれる、そこに着目したわけです。でも、ご自身も将棋ソフトみたいな棋士になってしまわないのか、そこが心配で訪ねてみました。
「そうなるかも知れませんが、棋力向上を1番に考えてますから、今は、この僕のやり方を確立したい」
静かに語るその口調に強い意志が感じられました。そして「僕のやり方を実証するためにタイトルを獲りたい」と。
 お話を伺う度にどんどん変化している千田五段。いつもタッキーからの出演依頼に、ていねいに応じてくださり、お会いする度に人間的な成長も見せてくださる千田五段のコンピューターでの棋力向上。コンピューターを使うってどうなんだという外野の声は一切気にならないと逞しく信じた道を進む千田五段の、やはり今後に目が離せません!
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 羽生善治九段、渡辺明九段、森内俊之九段、糸谷哲郎八段など、さまざまな棋士のインタビュー文章で構成された大川慎太郎氏の「不屈の棋士」(講談社現代新書)にも掲載されています!

■「エール・マガジン」毎週土曜日14:15~15:00放送(翌週木曜日14:00再放送)