まちのラジオ第3週 どっこい三味線&ごった煮座…もらい泣き!春日神社の秋祭り

2016/10/20

gottani-3箕面の元気な活動グループが週替わりでお送りする「まちのラジオ」(木曜午後3時、再放送は同日午後9時、翌日曜午後1時)。毎月第3週は、「どっこい三味線」と「ごった煮座」の二つのグループが協力して番組を制作しています。

10月は、秋祭りの季節。
ごった煮座の柴田さんは、熊野禮助さんと一緒に、小野原の春日神社の秋祭りを観に行きました。
多くのお客さんでにぎわう境内、並んだ屋台は国際色豊かで、二人で食べ歩きを楽しんだそうです。
隣に多文化交流センターと国際交流協会があることもあって、外国のかたもかなり見かけた、と柴田さん。
「きれいなお姉さんがいましてな、ぐへへへ」
ちょっと!何を目当てに行ってんの!

春日神社のみこし(2011年10月撮影)

春日神社のみこし(2011年10月撮影)

祭りの華は、なんといっても「おみこし」。
上に「乗り子」と呼ばれる男の子たちが乗って、かけ声とともに太鼓を鳴らします。
それをかつぐのは、男衆。綿を詰めた肩の部分が盛り上がって、アメフト選手のようになっています。
かつぐみこしの重さは、1トン近く。
とてつもない重さのみこしをかついで、石段を下り、町内を練り歩き、また戻ってきて、クライマックスは境内を七回りする場面。数百人が見守る中を、かけ声とともにみこしが疾走します。飛び散る汗、必死の形相。
今年も無事に、みこしが終わりました。
互いの健闘を称え、ガッチリ抱き合う男たちは、人目もはばからず涙を流しています。
見守る熊野さん、柴田さんも、思わずもらい泣き。
地域の人たちの熱い思いが結実する、そんなお祭りだったということです。