毎月1回、船場のスタジオを飛び出して「まちの今」をお伝えする「タッキーたんけん隊」。
今回は
たんけん隊三番勝負・ハロウィンの陣!
「ハロウィンの陣なので、今回は全員仮装でお願いします」
「ええっ。どんな格好をすれば…」
そして迎えた当日。
「マレフィセント(魔女)!小南祐子(こみなみ・ゆうこ)でーす!」
「ピカチュウ(モンスター)!的場純平(まとば・じゅんぺい)でーす!」
「ウォーリー(の女の子版)!菅濱小香(すがはま・ここ)でーす!」
すごい!
みんな、なかなか気合の入った衣装でキメてきました!
統一感はまったくありませんが…。
最初にやって来たのは、萱野東小コミセン。
部屋の中から、スカンコン、スカンコンと音が聞こえてきます。
卓球サークル「和敬会(わけいかい)」のみなさんです。
代表・指導の和敬由三郎さんのもと、卓球を楽しんでいるみなさん。会の結成は2年前で、年齢層は、40代後半~70代。会の中にさらに三つのグループがあり、実力に応じて練習に励んでいます。
少しお手合わせを、ということで、タッキーからは小南祐子が挑戦。
カコン、カコン、カコン…
おお?意外に、ラリーが続く!?
すごいじゃないの小南さん!
「実は昔、親に言われてやってた時期がありまして…」
やるのは久しぶり、といいながら互角のラリーを展開。
これなら、試合形式での対決でも良かったかな?
対戦していただいたメンバーのかたにもインタビュー。
今後の目標は?
「実は、明日大会がありまして」
おお、なんとタイムリーな。ぜひ、がんばってください!
「ありがとうございます!」
さて、いよいよ対決の時。
和敬会のみなさんとの勝負は、「ピンポン玉リレー対決!」
対決ルール:ラケットに玉を乗せ、部屋の端から端まで往復。二人のリレーで先にゴールした方が勝ち
なお、玉を落とした場合、落とした場所から再スタートとなります。
用意はいい?
3、2、1…スタート!
ラケットに玉を乗せてるので、そんなに速くは走れません。すり足の早足で、玉を落とさないように…折り返したところで和敬会が少しリード。第二走者に玉を渡します。ここでも、手を使わずに、ラケットからラケットへ。
おっと、和敬会がややもたついている間に、たんけん隊チームはウォーリーから魔女へ素早く玉をリレー!リオ五輪の陸上男子400メートルリレーをほうふつとさせるような見事なアンダーハンドパスで、順位は逆転!
銀髪の魔女がラケットに玉を乗せて、すり足でゴールに飛び込んでくる!ちょっとこわい!
ゴールイン!
なんとたんけん隊、いきなり勝利をもぎ取った!
パチパチ。
どうしたことでしょう、調子いいじゃありませんか。
勝ちっぱなしでは申し訳ないので、引き続いて第二の対決はこちら!
「サドンデスダブルピンポンバランス」
対決ルール:ラケットに玉を二つ乗せ、最後まで落とさなかった人が勝ち
一見簡単そうですが、玉の二つ乗せはけっこう難しい。一つが落ちそうになったのを戻そうとしたら、もう一つが危うくなる。果たして勝負の行方は如何に。
スタート!
でも、いきなり落とす人続出。
女ウォーリーは残っている!和敬会も2人!なかなかいい勝負!
30秒ほど経過して、勝負はついに1対1の戦いに。
二人とも、すごい集中力。玉は微動だにしません。
このままでは、決着がつかない!?
「それでは、その状態から、片足を上げてください!」
跳ね上がる難易度!
しかし二人とも耐えている!
すぐ落っことすかと思ったら、これは想定外です。
「ならば…その状態で、目をつぶってください!」
おお、これは超難しいぞ!
それでも、落ちない…と思ったら。
カコン、カコン
ついに決着。
最後まで残ったのは、ウォーリー女子・菅濱小香。
なんとなんと、たんけん隊2連勝で、三番勝負の緒戦を飾ったーッ!
…空気を読んで、相手に1勝を譲る。そんな心遣いは皆無でひたすら勝ちにゆく、そんな素敵なたんけん隊メンバーでございました。
とても楽しかったですよ、と和敬会のみなさん。ありがとうございます!
今度は、ちゃんとした卓球対決もしてみたいですね。
<たんけん隊三番勝負 第一戦>
たんけん隊 1勝